効果を感じたい!!

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「飲む美容液」「飲む点滴」とも言われているほど栄養価の高い甘酒。美肌や免疫力アップなどの効果が女性から注目され、SNSでも嬉しい報告が相次いでいます。

なんとなく身体や美容に良さそうというイメージはありますが、実際にはどのような効果があるのでしょうか?

 

1グラム20万円の最強アンチエイジング物質が...

甘酒には(1)酒粕から作ったものと(2)米麹から作ったもの2種類があります。酒粕から作るものは砂糖を加えることが多く、カロリーが高くなってしまうこともあって、米麹から作った「麹甘酒」に注目が集まっています。

ということでポイント1つめは「麹甘酒」であること。

この「麹甘酒」の効果については専門家も太鼓判を押しています。

神戸女学院大の高岡素子教授(食品学)は、甘酒の美容効果について「あさイチ」(NHK・2016年12月5日放送)で

「甘酒には、トリプトファン、ロイシンといった必須アミノ酸が9種類すべて含まれています。整腸作用のあるオリゴ糖などのビタミンB群が多いし、最強のアンチエイジング物質のエルゴチオネインまで入っているんです。肌の表面が荒れていると、水分が逃げますが、甘酒によって保水力が高まるのです」

と解説しています。実際に高岡素子教授が、甘酒を寝る前に飲む実験を10人の女子学生に4週間続けてもらったところ、そのうち8人に美肌効果が見られたと話します。

気になる最強のアンチエイジング物質「エルゴチオネイン」は、合成した市販製品がなんと1グラム約20万円もするほど高価な抗酸化成分。一説によると、ビタミンEの7000倍もの抗酸化力がある成分だそう。アンチエイジングの鍵ともいえる「酸化防止」にかなり期待できるということですね。

さらに「おおたけ消化器内科クリニック」の大竹真一郎院長は、便秘や免疫力アップへの効果も期待できると話しています。(「林修の今でしょ!講座」(テレ朝系)・2016年3月15日放送)

米麹の甘酒を飲むと腸内の善玉菌が増えるので、腸内環境が改善され便通がよくなります。さらに、体の免疫細胞の60%は腸に集まっているので、善玉菌によって腸内の免疫細胞を活性化されることで免疫力アップが見込めるということ。

聞いているだけだと良いこと尽くしの甘酒ですが、実際に甘酒を飲んでいる人は効果を実感しているのでしょうか?

 

「○日続ければ効果」の声が多数

気になった記者がSNSを検索してみると......、

「美肌やダイエットとか髪とか色々ええみたいやけど、まだ飲んで2日目。効果は分からん」
「麹(甘酒)豆乳を飲み出して2日目。。今のところ変化なし!」
「甘酒を適量に分けて朝昼晩と飲み続け、3日が経ちました。何も変わりません」

など。「飲み始めてすぐに効果てきめん」いうわけではなさそうです。しかし、さらに調べてみると効果を感じた人という人には共通点があることが判明。それは継続期間です。

「甘酒を毎日必ず飲む『甘酒チャレンジ』を始めて7日目。慢性的に出てた胃痛がこの3日出てない!そして1番驚いたのが全然効果あると思ってなかった笑お肌!!劇的に肌にツヤが出てきました!あと若干白くなってきた!とりあえず1か月続けてみようと思います」
「豆乳+甘酒飲み始めてから1週間くらいだけど肌が綺麗になったしもちもちする」
「甘酒飲み始めて1週間、やっと肌のくすみが抜けてきたというか、顔色が良くなってきた感じ」

個人差はありますが、効果を感じられた人の多くは「1週間以上」継続して飲んでいるよう。

中には、

「『甘酒を飲めば3日で肌が変わる!』という言葉を信じて飲んでいたんだけど5日経てど分からず『私にはあわんのかなぁ』と思っていた1週間目。やだなんかめっちゃ肌明るいマジか!って感動してふと気づいた。若い子と一緒にしちゃいけない。アラサーは最低1週間は試そう。うん。」

という声もありました。

ポイント2つ目は1週間以上の継続。なにはともあれ1週間、今日からさっそくどう?