ちょっと強引だけど“親子”復活!

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 女優の有村架純がヒロインを務める平成29年度前期NHK連続テレビ小説「ひよっこ」【東京編】の出演者発表会見が30日に渋谷のNHK放送センターで行われ、「あまちゃん」で有村と共演した宮本信子をはじめ、佐々木蔵之介、和久井映見ら総勢11人の新キャストが発表された。

 連続テレビ小説96作目となる同ドラマの物語は、東京オリンピックが開催された1964年からはじまる。高度成長期のまっただ中、集団就職で上京した「金の卵」(若年労働者)のヒロインが成長していくさまを描く青春記となる。この日発表された【東京編】は5週目から始まるエピソードで、茨城から上京した主人公・谷田部みね子(有村)の大都会での奮闘を描き出す。

 出稼ぎで東京にやってきたみね子を「東京の母」として支える洋食屋「すずふり亭」の主人・鈴子を演じるのが宮本。「あまちゃん」を手がけた菓子浩チーフ・プロデューサーや脚本の岡田惠和らのたっての希望により、出演が決定した。そんな宮本は「まだ撮影はちょっとですが、明治生まれの一本筋の通った人生を背負っている人物を演じたいと思っています。まだみね子ちゃんとは(撮影で)会っていなくて。待っている状況です」と挨拶した。

 2013年に放送された能年玲奈(現・のん)主演の「あまちゃん」では宮本演じる夏の娘・春子を小泉今日子が演じていたが、その春子の若き時代を演じたのが有村だった。当時のことを「本当に大切なシーンがあったんです。そこでわたしは一生懸命、有村さんと一緒にセリフを合わせて。とてもいいシーンになってうれしかったですね」と振り返った宮本は、「その後もどんどんと彼女は活躍なさってて。(有村が出演する)CMも観ていますよ」とほほえみかけた。

 この日、発表されたキャストはほかに、「すずふり亭」料理長で鈴子の息子・省吾に佐々木、先輩コック・元治にやついいちろう、見習いコック・秀俊に磯村勇斗(いそむらはやと)、ホール担当・高子に佐藤仁美。さらに、みね子が働くトランジスタ工場の舎監・愛子に和久井、そしてみね子が暮らす乙女寮の同室に住む澄子に松本穂香、豊子に藤野涼子、幸子に小島藤子、優子に八木優希。そして出稼ぎに行ったまま行方のわからないみね子の父(沢村一樹)の捜索を手伝う警察官・正義に竜星涼というキャスティングも合わせて発表された。

 そんなキャスト陣と「毎日楽しく撮影をしています」と語った有村は、「ひとりひとりのキャラクターがすごく素敵ですし、誰一人いやな人がいない。きっと皆さんに大好きになってもらえると思います」と作品について笑顔を見せながら語っていた。(取材・文:壬生智裕)

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」は4月3日〜9月30日まで放送 全156回予定