Z世代からベビーブーマー世代まで、職探し前に知っておくべき傾向と対策

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仕事探しで重要なのは、最も自分のやる気を駆り立ててくれる要素に注目することだ。例えば今より高い給与、フレキシブルな働き方、あるいはやりがいなどが挙げられる。

そして、その要素は世代によって異なる可能性がある。求人サイトのモンスターがベビーブーマー世代(51〜70歳)、X世代(35〜50歳)、Y世代とZ世代を対象に実施した調査によれば、15〜34歳の若者は自宅勤務を好み、X世代は労働時間のフレキシビリティに魅力を感じる傾向にある。

こうした好みや仕事の原動力の違いが、仕事探しをする上で自分の強みや弱みを知るのに役立ち、次のステップに進む上での道しるべになり得る。ここでは、各世代の傾向を紹介しよう。

ベビーブーマー世代

仕事を休むことに最も罪悪感を覚えるのがこの世代だ。だが、有給休暇は取るべきである。

休暇を取らない理由は、長期間連絡がつかなくなると仕事を失いかねないという心配や、単に働き続けることに慣れているからなどさまざまだ。しかし、複数の調査によって、休暇を取ることは健康にも生産性の向上にもいいことが示されている。ステイケーション(どこかに出かけずに自宅や地元でのんびり過ごすこと)でもいい。

次に仕事探しをしてオフタイムの話になったなら、今より多くの休暇を取得できるよう交渉すべきだ。そして獲得した休暇は意識して消費するようにしよう。時は金なり、だ。今より年休を5日増やすことは、総合的に考えれば十分な価値がある。

X世代

この世代は、仕事の安定からやりがいまで全てを手にできる。やる気を維持するためには、色々なことにチャレンジすることだ。上司と話をして、自分の所属部署以外の会社全体としての取り組みなども含め、積極的に手を挙げ、参加していこう。

上司に見せる必要がなくても、自分で目標を決めて、書き出しておくといい。少なくとも週に3日はツイッターに投稿するとか、技能を習得するとか、なんでも構わない。

自分にとって心地のよい”安全地帯”に慣れたら、それは残念ながら、飽きやすい時でもある。だからこそ自分のキャリアを興味深い、やる気を起こさせるものに維持する必要があるのだ。しかし、どれだけマンネリや燃え尽き症候群を回避しようとしても、新しい環境、新しい責任を伴う仕事でスタートを切り直す必要が生じることもある。

ミレニアル世代

この世代はフレキシビリティ(柔軟性)を重視しているため、職探しにおいては自宅勤務ができるよう交渉する能力が必要になる。面接の際には遠慮せずに、フレキシビリティについて企業の方針を問うべきだ。方針が気に入らなければ、いつでも応募を取り下げることもできる。

会社の方針を聞く際には、自分が求める条件をはっきり示し、交渉は具体的に行おう。例えば「週2日を自宅勤務にして、年休をさらに5日増やせますか」といった聞き方だ。会社の定める年休が15日間の場合、”あと15日”と要求しても却下される可能性が高いが、5日程度ならば未来の上司も許可してくれる可能性が出てくる。

Z世代

Z世代は、大きな野望を抱いている。しかし、実世界では経験の方が価値がある。交渉は常にすべきだが、期待しすぎてはならない。例えば新卒採用で年間給与額が5万ドル(約570万円)の仕事の場合、交渉すれば2,000〜5,000ドル(約22〜50万円)は引き上げることができるかもしれないが、1万ドル(約113万円)以上を期待してはいけない。

経験がなく初めて職探しをする際には、周囲をよく観察することが重要だ。要求はシンプルにして、雇用主の反応(例えな電話での無言の間など)に注意を払おう。そうすることで、相手の微妙なサインに気づくことができるようになる。次の仕事探しで交渉するときに、それが役立つはずだ。

給与が望んでいたほど高くなくても、仕事のオファーを受け入れる価値があることもある。夢見ていた仕事ができたり、成長のチャンスがある可能性もあるため、全体を見て評価を下す必要がある。確かに給料は重要な問題だが、その会社やチャンスが自分のキャリア形成にどう役立つのかを総合的に判断するべきだ。