iPhoneとAndroidって何が違うか説明できます? 今さら人に聞けないスマホの知識

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ついに、おサイフケータイ機能がiPhone 7、iPhone 7 Plusでも利用できるようになりました。
これで「おサイフケータイに対応していない」という理由で、iPhoneを敬遠していた人たちも、iPhoneへ乗り換えることができるようになります。

スマートフォンという大きなくくりで見ると、アップルが提供している「iPhoneシリーズ」もスマートフォンです。

しかし、iPhoneシリーズは、サムスンが出しているAndroid端末「Galaxyシリーズ」、ソニーが出しているAndroid端末「Xperiaシリーズ」といったAndroidスマートフォンとは、一線を画す存在です。

この両者の違いとはいったい何でしょう? 
あなたは友人にその違いを説明できますか?

ということでiPhoneとAndroid端末の違いについて、説明しましょう。

■搭載するOSが違う
まずiPhoneやAndroidには、OSと呼ばれるもので動いています。
OSとはオペレーティング・システムの略です。

Android端末の操作や設定、機能の管理などを行う基本ソフトのことを言います。
この基本ソフト上で、いろいろな機能を増やしているのが「アプリ」と呼ばれるプログラムです。

OSの種類によって、本体やアプリの
・メニュー操作
・タップの仕方
・コピー&ペースト
など。基本の使う方法=作法が異なります。
それで、iPhoneとAndroidでは、操作に違いが生まれているのです。

AndroidスマホシリーズのAndroidというOSに対し、iPhoneシリーズではiOSというOSが使われます。
当然Android用の「アプリ」は、iPhoneでは、動きません。
逆に、iPhone用の「アプリ」も、Androidスマートフォンでは動きません。

ちなみに
Android OSは、Google社が開発し、提供しています。
iOSは、Apple社が開発し、提供しています。

なお、現在は両者ともに様々な種類のアプリが用意されています。
・ビジネス文書を作るオフィス系アプリ
・面白い写真が撮れるカメラアプリ
・ソーシャルゲーム
など。
どちらにも同じ名称や機能の「アプリ」も存在しますが、それらは同じ「アプリ」ではなくiPhone用、Android用として、同じ機能が使えるように作られた別の「アプリ」なのです。

■価格が違う(ただし、日本製を除く)
OSにAndroidを採用したスマホのことをAndroidスマートフォンと呼びます。Androidスマートフォンは、大小様々なメーカーが開発、販売をしています。

日本では手に入れられないような中国製や東南アジア製など、世界には多数存在しています。したがって、世界市場でみるとAndroidスマートフォンが多数を占めています。

実は、iPhoneシリーズは、日本ではスマホの大部分を占めていますが、すべての国でiPhoneユーザーが多いわけではありません。
その理由の一つが、iPhoneの価格です。
諸外国においてiPhoneは、Androidスマートフォンに比べて非常に高価となるからです。

Androidスマートフォンが安価で提供できるには理由があります。
Androidスマートフォンは、
・機能を制限できる
・動作速度を抑えることができる
・メモリーやバッテリーなどを少なくできる
・サイズやデザインを変えられる
といった製品の仕様を変更することで、値段をぐんと安くすることができるためです。

ただし、日本や海外の有名メーカー製Androidスマートフォンの高性能なモデルは、iPhone以上に高い性能のCPU、高解像度ディスプレイなどを採用して開発しており、iPhoneシリーズと変わらない価格になっています。

「どうせ同じくらいのお金を払うのであれば、人気もあってカッコイイiPhoneがいい」と思う人が日本では多いこともあり、日本では世界的にもiPhoneを使う人が多くなっています。

■ハードウェアが違う
iPhoneとAndroidでは、ハードウェアの仕様が大きく異なっています。
iPhoneとAndroidで使われるCPUも、それぞれ異なります。
CPUだけなく、カメラ機能やTouch IDといった指紋認証機能、lightning端子など、iPhoneに搭載されているハードウェアは、iPhone専用に開発されたものがほとんどです。
iPhoneは、こうした専用のハードウェアと専用のiOSを組み合わせて作られています。

一方、AndroidもiPhone同様、一部の機種では、その端末専用の個別機能を搭載していますが、多くのメーカーが開発・製造できるように汎用のハードウェア規格が採用されています。端子もmicroUSBという、どのAndroidスマートフォンやパソコンでも使える共通規格の端子が搭載されています。
microUSBに接続できる周辺機器が利用できるという共通規格だからこそのメリットがあります。

iPhoneは専用規格だから、高性能、高品質を維持できる反面、
規格変更をしたり、Androidに乗り換えたりした場合、それまで利用していた機器が使えない=無用の長物となるデメリットもあります。
iPhoneの端子が、「30ピンDockコネクタ」から「lightningコネクタ」に変更された際は、市場にも大きな混乱と影響を及ぼしました。

今後は、iPhoneもAndroidもUSBのTypeCと呼ばれる共通規格の端子が採用されると予想されており、AndroidもiPhoneも変わらずに同じ機器を使うことができるようになる可能もあります。

■iPhoneに弱点はあるのか?
人気のiPhoneですが、いいことだらけというわけでもありません。Androidスマートフォンで簡単にできることが、iPhoneではできなかったりするのです。
例えばバッテリー。Androidではバッテリー交換式のモデルならば、ユーザーが自分で交換することも容易にできますが、内蔵バッテリー式しか存在しないiPhoneは、メーカーでの交換に出すしかありません。

次いで、ストレージ容量。Androidスマートフォンは、大容量microSDを差すことでストレージ容量を自在に増やすことができます。
しかし、iPhoneはmicroSDに非対応なので、外部メモリーで簡単には増やせません。

たとえば
Androidで64GBのmicroSDがいっぱいになりそうな場合、128GBに差し替えることで容量不足を解消できますがiPhoneでは、こうした手軽な増量はできません。
※一部、iPhone対応の専用外部メモリー機器を利用すれば可能

今後は、iPhoneでもAndroidでも、OSが異なる程度でそう変わらないといった方向でハードウェアが進化していくと見られており、今以上に互換性を気にすることなくiPhoneでもAndroidでも、自分の好きな端末を選べば良くなると見られています。


小川夏樹
記事提供:クチコミ.jp(http://kuchikomi-web.jp/blog)