3億人が「鉄道旅行」する中国 春節で最も混雑する駅は?

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中国の春節が1月28日から始まった。数億人もの人々が家族の住む街に帰省する春節は、世界最大の民族大移動とも呼ばれ、2月21日までの期間中、各地の駅や空港が大混雑する。

中国政府の発表によると、今年の春節に交通機関を利用する人は延べで約30億人に達する見通しで、昨年から2.2%の増加となる。資料によると25億件が陸上輸送による旅で、そのうち3億5600万件が列車によるもの。5,830万件が飛行機によるもの。4,350万件が船によるものだという。

中国で春節期間中に最も混雑する駅の上位3位は次の通り(数値は各駅に向かう鉄道による旅行件数)。

1. 北京西駅:1,467万件
2. 広州南駅:1,480万件 
3. 鄭州駅:1,370万件

様々な交通手段の中で列車は最も混雑する乗り物だ。数週間も前から立ち席のチケットも全て売り切れている。主要な路線では通路にあふれた乗客と座席を確保できた客らが交代で席に座り、休息する姿も見られる。

一方、政府は安全管理や対テロ対策の動きも進めている。2015年の1月には上海の外灘(バンド)で将棋倒し事故が起こり36名が死亡。49名が怪我をした。

また、旅行業界にとって春節は年間最大の稼ぎ時だ。CtripやQunarといったオンライン旅行予約サイトは、期間中の鉄道のチケットに3ドルから10ドルの割増料金を適用している。