日本を訪れる中国人旅行客が増えていることから、中国を訪れたことのない人でも中国人を見かける機会が増えている。東京や大阪など、中国人が数多く訪れる都市において、中国人の話し声を聞いたことがある人は、もしかしたら中国人は声が大きいと感じたことがあるかも知れない。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人旅行客が増えていることから、中国を訪れたことのない人でも中国人を見かける機会が増えている。東京や大阪など、中国人が数多く訪れる都市において、中国人の話し声を聞いたことがある人は、もしかしたら中国人は声が大きいと感じたことがあるかも知れない。

 中国人はわざと大きな声を出しているのではなく、日本人のように公共の場所では小声で話すという習慣がないだけだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人に比べて日本人は「沈黙を好む民族」であると伝え、日本人と中国人の声の大きさが違う背景について考察している。

 記事は、日本の地下鉄などの公共交通機関では「どれだけ混み合っていても、日本人は本を読むなどして黙っている」と指摘し、携帯電話で話をするときも極力小声で話をし、他人に迷惑をかけないよう配慮すると紹介。また、仕事においても日本人は「口が達者」な人は仕事ができないと見なされる場合があると伝え、「沈黙は日本人の特徴」と言えると伝えた。

 続けて、日本人が沈黙を好むのは「一朝一夕に形成された特性」ではなく、日本の古来からの集団主義という環境が形成したものであると指摘し、集団主義のもとで人間関係を穏便に保つための手段が沈黙だったのではないかと主張。自分の意見を主張することで他人に反論されたり、関係が悪化するよりは、何も言わないほうが関係を保つことができるとし、仮に自分の意見を主張するとしても婉曲した表現で伝えようとすると指摘した。

 また、日本には暗黙の了解が数多くあり、日本人は人付き合いのなかで場の空気を読むことが求められるが、こうしたものも日本人が沈黙して何も言わないという習慣のもとで出来上がった環境ではないかと考察している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)