向井理の祖母の実話を映画化! (C)2017「いつまた、君と 〜何日君再来〜」
製作委員会

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 俳優・向井理の祖母・芦村朋子さんの半生を描いた「何日君再来」を映画化する「いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)」で、向井と尾野真千子が夫婦役で共演を果たしていることがわかった。本作は、原作の映像化を7年前から熱望していた向井が、企画段階から携わった意欲作。「神様のカルテ」の深川栄洋監督がメガホンをとり、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や大河ドラマ「八重の桜」などで知られる山本むつみが脚本を手がけている。

 「何日君再来」は、朋子さんが他界した夫への思いをつづった手記を、当時大学生だった向井が親族とともに自費出版し、卒寿(90歳)を迎えた朋子さんにプレゼントした作品。衣食住もままならない戦後の混乱期、朋子さんが夫とともに、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる姿を描いた愛の物語だ。映画では、どんな困難な状況でも夫を支え続ける主人公・朋子を尾野、夫・吾郎を向井が演じる。

 思い出深い作品の映画化を、自ら企画した向井。その意図を「祖母が書いていた手記は、『こういう人たちがいたから、今の自分がいるんだ』と考えるきっかけになったので、俳優という仕事をさせていただくなかで、いつか実現してみたいと思っていました」と明かす。そのうえで、「戦後は苦労した人も多く、困難な時代を乗り越えて今の時代があるので、自分の家族や親戚や先祖のことを少しでも振り返って思い出すきっかけになっていただけたらいいなと思います」と作品に込めた思いを語った。

 向井と尾野が夫婦役で共演するのは、本作が初めて。向井は「彼女がいるだけで現場が明るくなって、笑っていてくれるだけでも幸せな気持ちになれるので、そういう方と一緒にやれたのは財産です」と信頼を寄せる。尾野も「本当に素敵な方です。人に優しく、芝居に厳しくて。この作品は向井さんのおばあさんのお話なので、現場では『本当はこうだったんだよ』『本当にこの通りなんだよ』といろいろ教えてもらって、背中が大きい人だなと感じていました」と最敬礼。さらに「この作品の話をいただいた時も、“向井理の企画作品”ということでしたので、脚本を読むよりも前に飛びつきました」と出演の経緯を明かした。

 また深川監督は、「“人生は美しい”と感じてもらえるような映画になっているといいなと思います」と自信をのぞかせ、脚本を担った山本は「揺るがない愛情で結ばれたふたりが紡ぎ出す、強くて温かい夫婦の物語が、沢山の人の胸に優しい思いを届けてくれることを願っています」とコメントを寄せている。

 「いつまた、君と 何日君再来」は、6月24日から全国公開。