福岡から完全移籍で鹿島に加入したFW金森健志

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 生まれ育った福岡を離れ、Jリーグ王者の一員となった。福岡から完全移籍で鹿島アントラーズに加入したFW金森健志は「鹿島アントラーズという素晴らしい歴史のあるクラブに入れたことに感謝して、その誇りを胸にプレーしていきたい」と抱負を語った。

 福岡出身の金森は筑陽学園高から13年に当時J2の福岡に入団。プロ1年目からコンスタントに出場を重ね、“博多のネイマール”の異名で年代別の日本代表にも選出された。リオデジャネイロ五輪本大会のメンバーからは落選したが、昨季は自身初のJ1で33試合出場4得点を記録。チームは最下位でJ2降格が決まったが、自身はJ1王者からオファーを受けた。

「去年よりも必ず良い結果を残せるように、自分の力を出し切りたい。国内タイトルはもちろん、ACLやクラブW杯を含めたすべてのタイトルを勝ち取るために頑張りたい」

 タイトルへの思いを強めたのは昨季の苦い経験だ。昨年6月25日にカシマスタジアムで行われた第1ステージ最終節・鹿島戦。金森が先発した福岡は0-2で敗れ、鹿島の第1ステージ優勝が決まった。目の前で優勝を決められ、「選手とサポーターが一体となっている雰囲気を見て、いいクラブだなと思ったし、自分も優勝してファンと一緒に喜びを分かち合いたいと強く思った」と、悔しさと同時に刺激も受けた。

 チームのタイ遠征にも帯同し、24日のスパンブリーFC戦(4-2)では左サイドハーフとして先発。「レベルの高い選手がいる中で、今まで以上に良いパスが出てくると思った。もっとコミュニケーションを取って、自分の良さを出していければ」と、手応えも感じている。

 個人的な目標を聞かれ、「全試合に出場すること」と宣言した金森。「そのうえでチームがタイトルを取ることが一番の目標。鹿島の代表としてA代表に入れるように頑張りたい」と、さらなる高みを見据えた。

(取材・文 西山紘平)


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