Doctors Me(ドクターズミー)- 人が集まる場所で、ウイルスから身を守る4つの方法

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冬、人が集まる場所に出かけると、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなります。こうした感染を受けるのを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?

今回は人ごみでの感染防止方法について、医師に詳しい話を聞いてきました。

人ごみでの感染経路

細菌・ウイルスなどの病原体が人から人に感染する際の経路には、
・空気感染(飛沫核感染)
・飛沫感染
・接触感染

があり、人ごみはこのいずれの感染も起こりやすくなります。特に電車やバス、飛行機など空気の流れが悪い場合は、病原体に触れる機会が多くなります。しかし社会生活を送る上で、通勤・通学に公共交通機関は使わざるを得ません。そんな中で可能な対策として、今回は4つの方法をお伝えします。

ウイルスから身を守る方法その1:情報収集

普段から地域での流行状況を把握しておくことが望ましいです。麻疹、インフルエンザなどの大規模感染があるとテレビや新聞でも報道されますが、それ以前には、保健所や地域の医師会のwebサイトや週報、そのほか以下のようなwebサイトで流行状況を確認できます。

・国立感染症研究所 
・東京都感染症情報センター 

ご自身の地域の感染症情報センターを検索してみてください。また、地域の公立学校での学級閉鎖情報も参考になります。

ウイルスから身を守る方法その2:ワクチン接種

できる限りワクチン接種を受けるようにしましょう。子どもだけでなく、大人もご自身の母子手帳の予防接種欄を見て、受けていないものは自費であっても受けるようにしましょう。

予防接種は受けていても時間が経つと抗体が薄くなり予防効果がなくなっていることがあります。特に重大な後遺症を残しかねない感染症(麻疹、風疹、おたふくかぜなど)については、抗体価を採血で調べ、抗体が少ない場合はワクチン接種を受けることをおすすめします。

空気感染については、通常のマスク着用では、完全には感染を避けられません。幸い、空気感染する病気には感染力が強いものばかりではありませんし、ワクチンが存在することが多いです。

ウイルスから身を守る方法その3:マスクの着用

飛沫感染については、咳やくしゃみをする際に口を覆う、マスクを正しく(頬、鼻、あごに隙間を作らないようにして)装着するという「咳エチケット」を守ることで他人にうつすことを防げます。また、他人からうつされないようにするには、やはりマスクが有効です。

これは普通に売られている使い捨てマスクで十分です。一般にウイルスは高温多湿を嫌うので、マスクを2重にして間に濡れティッシュやガーゼを挟むことで加湿するのもいいでしょう。

マスクを外す際には表と裏を確認し、一旦表として使用した側を裏にして再装着することのないようにしてください。また、使用後のマスクや鼻水のついたティッシュは感染性があると考え、子どもの手の届かない方法で処分します。

ウイルスから身を守る方法その4:手洗い

接触感染については、手洗いなどの努力で、十分防ぐことができます。流水と石鹸で手洗いをしたり、食事前に手を洗うようにします。手洗いができない場合は持ち運びできる速乾式手指消毒ジェルを利用しましょう。

多数の人が触れるもの(手すり、エレベーターのボタン、共用のキーボードやマウス、お金など)に触れた後は、不意に目や鼻をこすらないようにしましょう。

また、アデノウイルスなどの結膜炎を起こすウイルスに感染しないためには、髪の毛が目に入らない髪型にし、外出先でコンタクトレンズを扱う前には十分手洗いをすることが有効です。

医師からのアドバイス

冬の感染防止には不要な外出は控えることが一番ですが、これらの4つの方法を実践し、人ごみに出たときまわりにうつさない、うつらない工夫をしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)