【危険】愛犬を膝の上に乗せて運転するのは道交法違反!

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過去に現行犯逮捕されたケースもある

ここ最近、愛犬をドライバーの膝の上に乗せてクルマを運転している人をちょくちょく見かけるようになったが、あれはいくらなんでも危険すぎるだろう。知らない人も多いだろうが、上記の行為は道路交通法違反で、取締りの対象にもなっているのだ。

道路交通法第55条

「車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない」

違反者は、反則金  普通車6000円/中・大型車7000円違反点数(減点)  1点

のペナルティが課せられる。

「うちの子(犬)は大人しいし、いい子だから、運転の邪魔はしないので」と言い訳をする人もいるだろうが、犬が膝の上にいる以上、運転に集中できるわけがない。また、何かの拍子に犬が立ちあがったり、車外の犬に向かって吠えだすこともあるだろう。

そうしたことを考えると、犬を膝の上に乗せて運転するのは、運転中に携帯電話で通話したり、スマホをいじるのと同等以上の危険行為で、即座にやめてもらいたい。

ちなみに2012年には、小型犬のトイプードルを膝の上に乗せて運転していたとして、山口県の男性が道路交通法違反(乗車積載方法違反)容疑で現行犯逮捕されたケースもあった(逮捕されたのは、男性が運転免許証を提示せず、逃走の恐れがあったため)。

筆者も犬を飼っているが、犬とドライブするときは、ミニバンのラゲッジスペースに乗せリードをつけて出かけている。きちんと愛犬の躾ができていて、飼い主と信頼関係ができている犬なら、運転席に乗せなくても、後部座席かラゲッジスペースで、セーフティハーネスの着用、もしくは犬用の輸送ケージ(バリケン)で大人しくしているはず。

第一、愛犬が膝の上にいて、万が一大きな事故を起こしたとき、愛犬はどうなるだろうか? エアバッグに挟まれるか、愛犬がエアバッグ代わりに……。また膝の上で不安定にしている愛犬のために、急ブレーキが踏めなくて事故を起こしたりしたら、どうするのか。

本当の愛犬家を自認するなら、大事な赤ちゃんをチャイルドシートに座らせるように、大事な愛犬にも、安全な乗車ポジションでドライブすることを最優先にしてほしい。