春節が近づき、「恋人をレンタルして帰省・年越し」がまた話題の的となっている。資料写真。

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春節(旧正月、今年は1月28日)が近づき、「恋人をレンタルして帰省・年越し」がまた話題の的となっている。昨年までと違い、今年は実家で両親とともに、レンタル彼氏・彼女とビデオチャットを行うという方法が流行り出している。料金は10分間のビデオチャットで約500元(約8200円)。だが、弁護士は、「レンタル恋人は一種の雇用関係にあたり、そのリスクは非常に大きい」と指摘。民俗学者も「レンタル彼女はモラルハザードに該当する」と警告している。北京晨報が伝えた。

ネット掲示板では今年の年末、「ビデオチャット彼女」や「電話彼女」のレンタルが流行っている。「独身です。旧暦大晦日にビデオチャット対応可能。あなたの彼女に扮して、実家のご両親とビデオチャットをします」―あるネットユーザーは、このように書き込み、レンタル彼女のサービスを宣伝した。

このネットユーザーは、「相手の両親に対して後ろめたい気持ちがあることは否定できない。私もこのような方法はあまり良いとは思っていない。これは人をだます行為に他ならない」と話した。このようなレンタル彼女のサービスはいずれも、10分から30分で、料金は数十元から百元までさまざまあり、中には500元も請求する人もいるという。

北京康普弁護士事務所の呉立宏・主任弁護士は、これについて、「レンタル恋人は、実質的には雇用関係にあたる。仲介サービスを行う『レンタル恋人』プラットフォームは相応の資格証明を所持すべきであり、利用者に対する身分審査、個人情報の保護、違法行為を発見した場合は即刻停止させるという3項目の義務を負わなければならない。審査の限度については、『レンタル恋人』プラットフォームは、利用者の身分の真実性を保証すべきだ」とコメントした。

中国民協副主席と北京民協主席を務める著名な民俗学者の趙書氏は、「春節は家族が集まる時であり、両親が子供の恋愛・結婚に関心を寄せることは人として当たり前のことだ。オンラインでレンタルした『偽の恋人』を家に連れて帰って両親を欺くことは、詐欺行為の一種であり、モラルハザードに該当する」と警鐘を鳴らしている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)