スマホの中身はいまの自分。NY在住パフォーマーの場合

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スマートフォン。もう、それなくしては生きられないほど必須のガジェット。

その中身には、持ち主のリアルな生活がつまっています。

今回は、大人気のバスツアー「THE RIDE」のヒップホップ・ブレイクダンスのセクションを担当。

ニューヨークでパフォーマーとして独自の世界を切り拓く男性のスマホの中身を覗いてみました。

NY在住パフォーマーのスマホの中身

中澤利彦(なかざわ・としひこ)さん
職業: パフォーマー/ダンサー/シンガー/エンターテイナー/講演講師/トラベラー/ドリームメイカー
ニューヨーク在住歴:6年

大学卒業後、3年間の会社務めののち、ニューヨークへ。18歳から始めたダンスがあきらめられず、また英語にも興味のあった利彦さんにとって、「最適」と思えたのがこの街でした。

エンターテイナーの登竜門であるアポロ・シアター「アマチュアナイト」で優勝、FOXテレビの人気ダンス・コンペティション番組『So You Think You Can Dance』では本戦まで勝ち進むなど、アメリカンドリームを着々とその手につかむ彼のスマホの中身は...。

――いちばん使うアプリは?

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メール。1日30〜40件受信します。未読数は626。未読メールはブロードウェイのチケット情報のDMとかです。タイトルだけ確認して、不要なメールは見ないし、面倒なので消しません。

友だちからのメールはもちろん読みます。受信するたびに確認して、すぐ返信します。仕事関係はメールでのやりとりが多いですね。

――暇つぶしのアプリはなにか入れてる?

ゲームかな。流行りものをダウンロードしています。暇つぶしというか、リサーチです。最近は「Pokémon GO」の人気を越すのでは? って話題になっている「Super Mario Run」をやりました。

オーディションの待ち時間は、iPodでダンス、映画、日本のテレビの動画などを見ています。

――ホームスクリーンはどんな画像にしている?

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出身地である新潟で、振付師の蛯名健一さんと共演したパフォーマンスのフライヤー。彼は僕がニューヨークに来たきっかけのひとりです。

ニューヨークに来た直後に、彼のサイトにあったアドレスへ直接メールを送りました。普段は面識のない人と会ったりはしないそうなんですけど、僕のメッセージが何か引っかかったそうで、会うことが叶いました。いまは帰国した彼の家を引き継いで、僕がそこに住んでいます。

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ロック画面はアメリカ国歌の歌詞にしています。いま世界各国の国歌を使ったパフォーマンスを考え中です。

――朝イチでチェックするアプリは?

朝起きたら、パソコンを開くのでスマホは見ません。

――寝る前にベッドでチェックするアプリはある?

寝るときはいつもスマホを充電しているんですけど、その場所がベッドから遠いので、スマホは見ません。アラームはつけています。

――音楽を聴くアプリとよく聴いている曲を教えて。

音楽を聴くときには、iPodをつかっています。スマホでは「Podcast」を聴きますね。英語関連のハウツー番組のほか、音楽番組も聴きます。スマホで撮った自分のパフォーマンスのビデオをヘッドフォンで聴くこともありますよ。

ここ2週間はパフォーマンス用にアメリカ国歌をよく聴いていて、今週からはイタリア国歌を聴く予定。アメリカ国歌は、メロディーで好きな部分があり、歌詞も暴力的じゃないので理解しやすいです。

――天気や時計で登録している都市は?

ニューヨーク、京都、パリ、バンコク、カルフォルニア、地元の新潟、モナコ、ラスベガス、オタワ。

これから行きたい都市を登録しています。じつはヨーロッパに行ったことがなくて、行ったことない国を登録したのは妄想するためです。オタワは3年くらい前に行きましたけど、マイナス38度の日があって驚きました。

――お気に入りのアプリを教えて。

「TODAY TIX」。当日は、朝の10時からミュージカルやオペラなどのロッタリーができて、ショー開始の4時間前に結果が出ます。通常のチケットが安く買えることもあるんですよ。

ミュージカルは、月1回は見に行くようにしています。最近は『In Transit』を観ました。おすすめは、オフブロードウェイの『ストンプ』。ホリデーシーズンが終わった1月や2月は、全体的に安くなっているので、いまが観劇のチャンスです!

――お気に入りのInstagramのアカウントを教えて。

「@triangle_ny」。月とニューヨークをテーマにして撮っている、植山慎太郎さんのアカウントです。

最近ポートレートを撮影していて自分も撮ってもらっています。

自分のアカウントは「@goemonfromjapan」でフォロー数は、2,500くらい。フォロワーは1,000くらい。フォローされたら大体フォロー返しします。

Facebookでは真面目なことばっかり書いているので、インスタは日常をきりとっています。

トラベラーだから旅行先の写真も多いです。昨年は夏の終わりに沖縄へ行きました。台風の後でしたけど、海がきれいでした。国際通りは本当にインターナショナル。ミュージシャンの弾き語りがあるお店がたくさんあって、音楽が身近に感じられました。

――スケジュール管理はどうやって?

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手書きの手帳を使っています。手帳はインデックスがマストです。オンラインで購入した「PAGEM」の手帳は、マンスリーとウィークリーがあるのが良いですね。アメリカの祭日は僕にはあまり関係ないので、日本製で大丈夫。

書いたほうが覚えるというのもありますが、心に刻まれる気がしますね。ポジティブなことを手帳に書くと、そんな気持ちになるんです。スマホのメモ機能も活用していて、パフォーマンスで気づいたことや次のブログのテーマなどを書き留めています。

――Facebookはどんな頻度でチェック?

Facebookはお知らせの数が気になるので、1日10回くらい。メッセージやコメントにはなるべく早く返信します。自分の投稿は週に2、3回ほど。友だちが見て良い気分になるようなものを投稿するようにしています。

2年くらい前から毎月1日に、ブログのような感じで近況と想いをつづった投稿をしています。今後の自分のあり方とか、ポジティブな内容を心がけています。

ただ、たまに日常をポストすると意外と反応があったりするので、プライベートやニューヨークの何気ない日常を知りたい人もいるのかな。でも、それは普段真面目すぎる投稿をしているので、珍しいから反応してくれているのかもしれません。

Facebookのライブも活用していて、「THE RIDE」の慰労会で出かけたクルーズや、許可が取れればパフォーマンスとか、いま自分がここに居るという証明も兼ねて生中継しました。それに、ライブはポップアップでお知らせが出るので、通常の投稿より見てもらえる可能性が高いですね。

新しい機能やテクノロジーは試してみます。SNSはブランディングの場ですから、自分という人間の素の部分をもっと出していきたいし、本当はもっとふざけたいです。性格的に難しいですけど。

――最近いちばんウケたメッセージは?

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大喜利のネタを定期的にふってくること。

――最近「Uber」でどこ行った?

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荷物があるとき以外は深夜でも電車で帰るんですけど、クイーンズからブルックリンまで友だちのミュージシャンの家にスピーカーとかの機材を運ぶときには使いました。30ドルくらいだったかな。「Via」や「Lyft」も入れていますけど、Uberをいちばんよく使いますね。

――お気に入りの絵文字は何?

絵文字も使うけど、LINEで友だちのスタンプをよく使います。

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「ニューヨークでは、"Crazy"って褒め言葉だと思います。日本だと馬鹿にされてしまうことでも、ここでは能力になる。根が真面目な僕にはなれないですけど」

と語る利彦さん。たしかに、見かけと裏腹にていねいで、驚くほど謙虚でした。

そんな彼が感じる"Crazy"は、クライアントのリクエストと自分の感性のせめぎ合いでチャレンジしている人。とくにピアニストにはおもしろい人が多いとか。

「バレエのクラスで、先生の求めている伴奏から、つい自分流にアレンジを加えて挑戦してしまう。そんな人はおもしろいです」

利彦さん自身も一見"Crazy"に見えますが、じつは緻密なビジネスマン。SNSを使いこなし、自分のブランディングを真剣に考えリサーチしている素顔を、そのスマホから感じることができました。

お気に入りはブライアントパーク前の気さくなカフェ

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冬はツリーとスケートリンク、そして凍った噴水が話題になるブライアントパーク。

ホットチョコレートや、コーヒーにチョコレートパウダーを入れた利彦さんオリジナルのカフェモカを片手に散歩するのがお気に入りなのだそう。

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ブライアントパークの目の前にあるのが、利彦さん愛用のファストフード「Pret A Manger」。

サンドウィッチのお店でマンハッタンのいたる所にあります。

Wi-Fiが使えるので、休憩のほか、ちょっとした勉強や仕事も可能。気軽に寄れるうえに、オーガニックのスープやサラダがあり、体にもやさしい。

ほかのファストフードに比べて、スタッフがトレーニングされているところも好きなポイントとのこと。

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外出するとき、誰かを誘うことはあまり無いという利彦さん。

人と居ると話さなくてはならない。そして良くないことにも影響を受けてしまう。それを避けたいので、あえてひとりでいるようにしているそうです。

お酒が飲めないこともあり、飲み会はほぼ行かず、お酒の場が苦手。また、3人以上で集まることも苦手。そのため、「ニューヨークでの交友関係は深くて狭い」とか。

逆に彼が話してみたいのは、得体の知れない人。

「すこしヤバい人と話したいです。それ以外は自分の時間に集中したいと思ってしまいます」

ステージで強い光を浴びているときと対極の部分、アーティストらしい繊細な部分も正直に語ってくれました。

20170129_smartphone13.jpgニューヨークへ来て1年目のころに『So You Think You Can Dance』のオーディションがあるという情報を入手した利彦さん。参加条件に自分が合わないものの、あきらめきれずにいました。

オーディション前日、迷いながらもジムで練習していた彼に、偶然居合わせた先輩がくれたのは、「絶対にやるべきだ」という言葉。それに背中を押され、思い切って挑戦してみることにしたのだそう。

そのときは予選を通ることはできませんでしたが、「良いものを見せれば、条件は関係無い」というニューヨークの不文律を実感。ひるまず挑戦した結果、仕事の幅が広がったと言います。

こんなエピソードに、現在の彼の破天荒な活動スタイルの原点を見た気がしました。

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今後はニューヨークで、講演会、パフォーマンス、ワークショップやイベントプロデュースを形にする起業ができたら、という利彦さん。

ちなみに、ロールモデルはいないとのこと。

ダンスと同様、自由でダイナミックな活躍に注目です。

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イベントのブッキング、講演依頼、問合せはこちらから。

[THE RIDE, Toshihiko Nakazawa's Website]

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