24日、韓国・JTBCは、公務員試験を控えたソウル・ノリャンジンの予備校街で、氷点下10度のいてついた路上で徹夜勉強する受験生らの現状を伝えた。写真はソウル。

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2017年1月24日、韓国・JTBCは、公務員試験を控えたソウル・ノリャンジンの予備校街で、氷点下10度のいてついた路上で徹夜勉強する受験生らの現状を伝えた。

毎週日曜日の未明、雪の降る路地には、分厚いコートを着込みヨガマットを敷いて机替わりの段ボールで勉強する若者らが多く見受けられる。ブランケットや発泡スチロールなど寒さ対策をする者もいるが、氷点下10度の厳しい寒さをしのぐには厳しい。予備校講義室の座席を確保するために並んでおり、時間が経つにつれ予備校前は150人近くの受験生でいっぱいになる。

建物の入り口が開くやいなや、並んでいた受験生は順番に講義室座席配置表の希望の席に名前を書いて行くが、その座席配置も30分ほどの瞬く間に終わってしまう。

受験生を苦しめているのは氷点下10度の厳しい寒さではない。努力を実力として正々堂々と評価されないという疑いを避けづらい現実であり、2カ月後に迫った警察公務員試験を控えた受験生の願いは国政不正介入疑惑の崔順実(チェ・スンシル)被告の娘チョン・ユラ被告(有名私大への裏口入学や、財団資金の横領疑惑がもたれている)のような例がこれ以上起こらない世の中だという。ある受験生は、「映画よりおかしなことが起こっている今、正々堂々と実力が報いられる社会になってほしい」と話している。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「公務員が最高の世の中」「1990年代初めに家庭の事情で進学できない高校3年の時に『公務員試験受けろ』と言った担任の先生を、今になって尊敬する」という韓国社会を風刺するコメントや、「潘基文前国連事務総長:努力せずに就職できなかったら、海外ボランティアでもしましょう(18日の大学での講演で『定職がなければ海外ボランティアをすればいい』と話したことが波紋を呼んでいる)」「死ぬほど努力して合格しても、誰かさん(チェ・スンシル被告)の娘が代わりに合格して、庶民の娘は合格が取り消される世の中」と権力者への批判コメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/松村)