Amazonから届いた小包にサソリが!(出典:https://www.longroom.com)

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素人はサソリを目の当たりにしても、そのサイズの大小や色から猛毒の持ち主か否かを判断することなどまったく不可能である。しかも予想外の遭遇ともなれば…。このほどAmazonから届けられた小包に恐怖のサソリが潜んでいたことを『thesun.co.uk』などが伝えた。

英ウスターシャー州キダーミンスターでこのほど、Amazonからある家庭に届いた小包から猛毒のサソリが飛び出して大騒ぎになったもようだ。商品はリュックサック。依頼主は大型輸送車(HGV)のドライバーをしているマット・ストレンジさんで、年会費を支払って“プライム”契約をするなどAmazonへの信頼は絶大なるものであったようだ。

マットさんのもとに極東地域から発送されたとみられる小包が届いた時、彼は暗い部屋でテレビを見ていた。午前2時半には出勤しなければならず小包はとりあえずキッチンへ。夜が明けると、彼の婚約者で2児の母親であるナターシャ・ジョーンズさんがそれを開封したという。ダンボールの底からポロリと飛び出したのは、胴体がコイン・サイズほどの小さな動物。ナターシャさんは「死んだクモだと思った」と話している。しかしその特殊な形はサソリ以外の何物でもなかった。

この生き物について、無脊椎動物の保護活動に従事する団体「Buglife」の社外取締役でサソリにも詳しいポール・ヘザリントンさんは「サイズこそ小さいが世界で最も猛毒を持つ種類です。尾が途中でちぎれているため種類を特定することは困難ですが、小さなサソリの毒は得てして強力です」と解説したもよう。ナターシャさんはこれを受け、青ざめながら「地球を半周する間にサソリは絶命したのでしょうが、もしも生きていたらと思うとゾッとします。幼い子ならそれを口に入れていたかもしれません。うちの2人の子供がそれに触れなかったのは幸いでした」と話している。

だがこの騒動、Amazonの発送担当者に関するクレームを入れるだけでは解決しない可能性もあるようだ。ポールさんは「エセックス、ケント両州では埠頭経由で流入した黄色い尾が特徴のサソリが生息するようになっています。しかし今回発見されたサソリは全く違った種類のもので、熱帯地方に生息していたものと確信しています」と話している。砂漠や熱帯地方ばかりか、実は寒冷域や森林でも生きられるというサソリ。日本国内でそれに遭遇する機会は希少だが、小笠原諸島や八重山諸島にはマダラサソリやヤエヤマサソリが生息している。

出典:https://www.longroom.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)