アメリカ女性はなぜこんなにもミシェル・オバマが好きなのか?

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トランプが大統領に就任して、ついに政権交代したアメリカ。

「I miss Obama」と、オバマ元大統領に未練タラタラのアメリカですが、それと同時に「I miss Michelle」とミシェル・オバマとの別れを悲しむ女性も多くいます。

なぜ、ミシェルはこんなにもアメリカ女性に愛されるファーストレディだったのでしょうか。

アメリカ女性の理想のロールモデル

シカゴで育ち、名門プリンストン大学を卒業したあと、ハーバード大学のロースクールで法律を学んだミシェル。その後は、弁護士としてキャリアを積みました。

結婚後も、キャリアウーマンとして、そして母として、仕事と家庭を両立しながら次々とキャリアを磨いたパワフルな女性です。

そんな彼女がファーストレディになったとき、アメリカ女性は大きな希望を持ちました。

女性支援、またアメリカの大きな問題である貧困や移民問題にも真摯に取り組むミシェルの姿勢は、まさにアメリカ女性のロールモデルだったのです。

裏表のないキャラクターに親近感がわく

もちろん、彼女らしい個性あるファッションも注目の的。退屈なフォーマルドレスではない、個性的な彼女のドレスは、いつもファッション誌に取り上げられました。

ファストファッションブランドを着て、一般女性と同じようにカジュアルに振る舞うミシェルのスタイルが、ますますアメリカ女性の心を鷲掴みにしたのです。

また、子ども番組、コメディ番組、トークショー番組など、さまざまなジャンルのメディアにもたびたび登場。自然体でユーモアあふれる姿に、視聴者たちはどんどん彼女の魅力に虜になりました。

ミシェルがこんなにも愛されているのは、ファーストレディという立場でありながらも、裏表のないキャラクターの彼女をぐっと身近に感じることができたからです。

「ミシェルがファーストレディでいた時代に生きていてよかった」

アメリカの子どもたちの教育向上にも力を注いでいたミシェル。

最後の公務となるスクールカウンセラーの表彰式では、このように語っています。

「もしあなたが貧困な家庭なら、覚えていてほしい。私や夫も含め、アメリカの多くの人たちは、何にもないところからスタートしています。

でも、一生懸命に努力をして良い教育を受けることで、何だって可能にできる。大統領にだってなれる。これがアメリカンドリームなのです」

私自身、アメリカに移住してから、日本でのキャリアがまるで無駄だったように感じることが多々ありました。プライドが邪魔をして、なかなかスタートを踏み切ることができなかったのです。

そんな私が、彼女の言葉でまたやる気になれた。ミシェルの真摯なスピーチが心に届いた人は、私だけではないはずです。

「努力をして闘い続ければ状況はきっと良くなる、そんな可能性を信じてほしい」

そう言った彼女の目は、いつもと同じようにまっすぐな眼差しでした。

ミシェルがファーストレディでいた時代に生きていてよかった――。

そんな友人の言葉が、忘れられません。

写真/gettyimages

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