27日、韓国・世界日報によると、韓国に影響を与える微小粒子状物質のほとんどが中国由来と考えられていたが、実はその半分以上が韓国内で発生していることが分かった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウルの空気汚染。

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2017年1月27日、韓国・世界日報によると、韓国に影響を与える微小粒子状物質(PM10、PM2.5)のほとんどが中国由来と考えられていたが、実はその半分以上が韓国内で発生していることが分かった。

韓国交通研究院は25日、経済協力開発機構(OECD)のデータベースなどを分析した報告書「交通部門の微小粒子状物質削減案」を発表した。これによると、2012年基準で調査対象25カ国のうち、韓国のPM10(粒子の大きさが直径10ミクロン以下の微小粒子)排出量は7位、PM2.5(粒子の大きさが直径2.5ミクロン以下の微小粒子)は8位だった。韓国以外の国の状況をみると、排出量が世界最高の米国とカナダを除いた22カ国の排出量は、平均でPM10が7万5000トン、PM2.5が4万9000トンで、韓国の約半分だった。

また、韓国の微小粒子状物質の排出量が増加していることも、世界的な傾向に逆行する。韓国ではPM10の排出量の増加率が過去10年間(2001〜2012年)で78.6%となっており、OECD諸国の中で最高水準だ。一方、25カ国の平均増加率はマイナス12.9%で、減少傾向にある。

健康への悪影響から微小粒子状物質の削減対策が急がれる中、その半分以上が自国で排出されたことが分かったことに「どう考えても中国からだと思うが…」「中国の工場が休みに入るとPM2.5が減っているように思うぞ」「中国に気を使っているのか」「PM2.5は中国からの攻撃だと思う」など、事実の受け入れに抵抗を示す意見が多く寄せられた。その一方で、「韓国自身のせいだったのか」「韓国政府は国民の健康に関心がないからな」「魚を焼いて出た煙?」など複雑な気持ちで事実を受け入れる声も見られた。(翻訳・編集/三田)