「資料が多い=がんばっている」病が、 会社をダメにする!

写真拡大

「資料が少ないから、もっと増やそう」「やる気がないと思われるかも……」と思ったことはありませんか?

日本の会社に多い「資料が多い=がんばっている」病は、なぜ生まれるのでしょうか?その問題点と対策を解き明かします。

経理のプロフェッショナルであり、最新刊『スピード経理で会社が儲かる』の著者、前田氏がその詳細を語ります。

「がんばり」にだまされてはいけない!

 会社の資料が減らない理由の1つに、「資料がたくさんある=がんばっている」と誤解しているケースがあります。
※関連記事
「会議資料を減らすと、会社が儲かる!」多すぎる資料の弊害とは?

「他の部長が資料を5枚作っているのに自分が3枚だったら、社長にはがんばっていないように映るのではないか」と思い込んでいるケースもあるでしょう。

 そうするとどうなるでしょうか。

 資料作成に歯止めがかからず、お互いに資料の枚数を競い合うようになり、資料だらけの会社や会議になります。

 それが果たして会社にとってプラスに作用するでしょうか。

資料作成は「楽」な仕事?

 資料作成が大量にあると大変そうに見えますが、ある意味「楽」なのです。

 最初は頭を使いますが、2回目からはフォーマットが同じなので、繰り返しの作業だからです。

 時間はかかるけれど頭は使わなくていいので、ただ資料作成に追われているほうが、他の仕事よりも楽な面もあるのです。

 ただ、それでその人のスキルがアップするのかというと疑問です。頭を使わないと成長しません。

 最低限の資料は必要ですが、自分の評価を上げるためだけの利己的な資料は一切不要です。