【DJあおい】ダメ男製造機になってない!? 「頼りがいのある男」の育て方
ブログ「DJあおいのお手をはいしゃく」やtwitterで突き刺さりまくる恋愛アドバイスをつづり、迷える女子を日々救っている“謎の主婦”・DJあおいさん。これまでの連載「狙った男の落とし方」「ダメ男バスターズ」に引き続き、今回は「好きな人を理想の男性に育てる」お知恵を授けます。7回目は“頼りがいのある男”の育て方です。
<「頼りがいのある男」とは?>
頼りがいのある男性は、めんどう見がよくて人を育てるのがうまい人。後輩に慕われる傾向があります。人間関係では調和を重んじるバランサー的な役割で、いつもみんなの中心的な存在になっているでしょう。
■頼りがいのある男の特徴
・初対面の人とでも自ら進んでコミュニケーションをとることができる
・難しいことでも誰にでもわかるように説明できる頭のよさを持っている
・メンタルのコントロールが上手なのでいつも機嫌がいい
・小さなことはあまり気にしない、わりと大雑把な性格にできている
・他人と自分をあまり比べることをしないので誰かに嫉妬することがない
・『怒る』と『叱る』の違いを心得ているのでヒステリックになることがない
・誰かがしでかした失敗のフォローが抜群にうまい
・人一倍責任感が強いがその自覚はない、素で責任感が強いだけ
これらの特徴から、一見「頼りがいのある男」に見えてしまうのが「虚勢を張っているだけの男」。両者は似ているようでいてまったく別の人種。その決定的な違いは「余裕の有無」なんです。虚勢を張っているだけの男は、気持ちに余裕はありません。余裕があるように見てほしいがゆえに、必要以上に“余裕ありますアピール”を振りまいてきます。そのため、誰かを嘲笑ったり見下したりすることも。頼りがいのある男は気持ちに余裕があるので、決して誰かを嘲笑ったり見下したりはしないものなんですよ。見極めるときには注意しましょう。
<「頼りがいのある男」の育て方>
■頼りない男=「責任感がない男」!
頼りない男の頼りなさとは、総じて『責任感がない』というところなんですよね。自分の言動の責任回避のために、強い者の腰巾着となってその人の言いなりになってみたり、集団の同調圧力に従って思考を停止させてみたり、ひとつひとつの言葉や行動の責任の所在が自分にはないんです。
その傾向は恋愛にも出てしまうもので、言動の責任を女性に押しつけてしまう傾向があるんですよ。「何が食べたい?」と聞けば「なんでもいい」と答え、「どこに行きたい?」と聞けば「どこでもいい」と答える。そのくせ自分の気に入らない選択をされると文句をありったけ言う始末。自分で選択をするとその責任が生じてしまうので、その責任を女性に丸投げしただけ。「なんでもいい」という答えはなんでもいいわけではなく「お前が責任を持って決めろよ」という責任の放棄なんですね。こういう男はすぐに女性に責任転嫁する悪癖があるので、怖くて頼れないものなんですよ。
■トレーニング:「お母さん」を辞めよう
頼りがいのある男になってもらうために必要不可欠なものは『責任感』です。責任感のある男に育てるために女性がとるべき行動とは『お母さんを辞める』ということ。やり場のない母性を持て余している女性は、自分の恋人にその母性を注いでダメ男製造機になってしまっている傾向があります。あれこれ世話を焼いたり過剰にめんどうを見たり、ひとりの大人として扱っていないんですよね。だから幼児退行して頼りない男にしてしまうんですよ。
恋人は誰よりも大人として扱うこと、その人の自由を尊重してその自由に女性は決して立ち入らないこと。また、お互いの独立性を尊重できる距離感を保ち、お互いの自由はお互いが責任を持って管理していく大人の付き合いをすることが大切です。自由の対価は責任。自由を認め合うことで責任感は生じてくるものなんですよ。
(文:DJあおい、イラスト:つぼゆり)
※次回は「一途な男」に育てるお知恵を授けます。