決定版の『愛のむきだし』最長バージョンがテレビシリーズ化!
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 AAAの西島隆弘と女優の満島ひかりが出演した園子温監督の代表作『愛のむきだし』が、大量の未使用シーンを追加し、全編を脚本通りに再構成した全く新たな“最長版”となり、全10話のテレビシリーズとしてJ:COMで配信・放送されることが明らかになった。

 本作は、懺悔を強要する厳格な神父の父のため罪作りに励み、盗撮のプロとなってしまった青年ユウ(西島)と、彼が探し求めていた運命の女ヨーコ(満島)、そして個性的な登場人物たちが織り成す壮絶な純愛物語。2008年に劇場公開されると、3時間57分もの長尺を全く感じさせない、パワフルな演出と俳優陣の熱演が絶大な支持を集め、国内外を問わず数々の映画賞に輝いた。

 そんな伝説の映画が、撮影開始の2007年から10年の節目に完全リブート。もともと6時間あった編集初期段階の幻のバージョンを元に全編を脚本通りに再構成。さらに1時間以上の未使用シーンを復元し、全音楽・音響を再構築したものを、今度は30分のテレビ仕様に構成した、全10話のテレビシリーズとして新生を果たした。

 巨匠フランシス・フォード・コッポラ(「ゴッドファーザー テレビ完全版」)や、ベルナルド・ベルトルッチ(『ラストエンペラー/オリジナル全長版』)を思わせる試みに挑んだ園監督は「あの削除した台詞が、あの削除したシーンが、ついに帰って来た!」と興奮気味にコメント。「あの名作が、8年ぶりに完璧な“ドラマ”になって帰って来ただけでも感動的なのに、久々に見るこの作品は、何もかもが今も新しい。役者達が活き活きと画面を走り抜け、完璧なハーモニーを奏でていた!」と太鼓判を押している。当時の撮影監督・谷川創平の立会いのもと、デジタル技術を駆使して2Kから4Kにアップコンバート。より鮮やかできめ細かくなった映像も必見だ。

 園監督の『リアル鬼ごっこ』などを手掛ける谷島正之プロデューサーは「もう間もなくで、目の前に、あれ以上の衝撃と感動が、鮮やかに拡がります」と自信のコメント。映画版も手掛けた梅川治男プロデューサーも、あまりの長さから園監督に「園さん、これ映画ではなく連ドラにしてもいいですかー?」とジョーク交じりに声を掛けた過去を振り返りながら、「この幻の『愛のむきだし』が4Kになって甦る事ができた奇跡に感謝!! 楽しんでいただければ幸いです!」と呼び掛けている。(編集部・入倉功一)

「愛のむきだし【最長版 ザ・テレビショー】」はJ:COMプレミアチャンネルで2月4日・11日(第1話〜4話:22:00〜24:00)、2月18日・25日(第5話〜10話:22:00-25:00)放送※2K版
J:COMオンデマンドで2月1日より第1話〜4話の配信開始 第5話〜10話は2月15日配信開始※4K版・2K版