裏拳スタイルで改札通過が超快感!スマートウォッチ「Apple Watch Series 2」でSuicaなどの電子決済ができるApple Payを3ヶ月使ってみた【レビュー】

スマートウォッチ「Apple Watch」でSuicaが使える!

昨年9月に発売された腕時計型ウェアラブル端末(スマートウォッチ)「Apple Watch Series 2」(Apple製)は、iPhoneへの着信やアプリの通知を受けたり、歩行などのアクティビティーを記録できる製品の第2世代だ。

初代「Apple Watch」からの変更点としては、水深50mまでの耐水性能に対応したほか、Appleの決済サービス「Apple Pay」を単体で利用できるようにFeliCaを搭載している。

腕時計にFeliCaを搭載していると聞き、試してみたくなるのがガジェット好きの性(サガ)である。かつて7インチタブレット「MEDIAS TAB」で改札を通っていた筆者は、当然予約してほぼ発売と同時に購入した。

今回はApple Payの日本サービスインから約3ヶ月経った今、Apple Watch Series 2での使い勝手などを振り返ってみたいと思う。

【iPhoneとの初期設定方法】

日本におけるApple Payはご存知の方も多いと思うが、Apple Watch Series 2だけでなく、日本向けの「[[iPhone 7]]」シリーズにもFeliCaが搭載されてサービスが開始された。

Apple Watch Series 2を購入した筆者だが、iPhoneはひとつ古いモデルの「[[iPhone 6s]]」を使用しているため、iPhoneではApple Payの非接触決済(FeliCa)を利用することができない。

日本でApple Payの非接触決済をiPhoneで使うには、iPhoneがFeliCaに対応していないと利用することができないが、Apple Watch Series 2とiPhoneがペアリングされている場合には、Walletアプリにカードを登録可能となるのだ。

筆者は、Apple Watch Series 2のApple Payにクレジットカード「dカード」(MasterCard)とSuiCaを設定して使っている。使うには、まずはカードをiPhoneのWalletアプリに登録する。


登録手順はiPhone 7シリーズと同様でカードをカメラで読み取って行える

iPhoneのWalletアプリを開き、カードを追加するボタンを押すと、クレジットカードを読み込むためにカメラが起動する。OCR機能で券面情報を自動的に読み取ることで、カード情報を入力する手間が減り、手軽にカードを追加できる。

登録が終了すると、Apple Watch Series 2への追加を促すポップアップが出るので、それに従って操作していくと、Apple Watch Series 2にもカードを追加することが可能だ。

Apple Watch Series 2にはiDとして追加され、非接触決済による電子マネー決済ができるようになった。

次にSuicaも設定していく。iPhone 7シリーズにSuicaを追加する場合、すでに紹介しているようにSuicaカードを読み取って情報を移行することができるのだが、残念ながらiPhone 6sでは読み取ることができなかった。


Suicaアプリの初期画面

そこで、アプリ配信マーケット「App Store」からSuicaアプリをダウンロード・インストールし、すでに紹介しているように新規でSuicaカード発行を行った。発行方法は同様にチャージ金額を選び、Apple Payで決済するとカードが発行される。


Suicaアプリにチャージ金額が表示

なお、SuicaのチャージはApple Payのほか、Suicaアプリなら任意のクレジットカードを設定することもできる。ただし、他のモバイルSuicaサービスで設定しているクレジットカードを設定することはできないので、注意が必要だ。

Suicaはデフォルトで「エクスプレスカード」に設定される。エクスプレスカードに設定しておくと、iPhone 7シリーズと同様にApple Watch Series 2のボタンをダブルクリックしなくても決済が可能だ。改札を通る場合、いちいち操作するのは面倒なので、よっぽどの理由がない限りは、エクスプレスカード設定にしておくのがいいだろう。

【Apple WatchでのApple Pay利用上の注意】

実際、Apple PayをApple Watchで利用してみて、いくつか注意すべき点が見つかったので紹介してみたい。

1)Apple Watchのロックを解除しよう

Apple Watch Series 2にApple Payを登録する場合、手首検出設定をオンにした上で、パスコードロックを設定しなくてはならない。この設定により、手首にApple Watch Series 2が装着されていないときにはロックがかかり、Apple Payも使えなくなる。

これは、Apple Watch Series 2を他人が付けたときに、勝手に決済されないようにするためである。Apple Watch Series 2を装着した後に、パスコードを入力してロック解除するのを忘れないようにしよう。

2)違うカードをアクティブにしていると決済できない

Androidのおサイフケータイを使っていると、nanacoやSuicaなどさまざまなサービスを使う際に、特別切り替えて使ったりはしない。店舗で指定したカードをワンタッチで読み取ってくれる。

一方、Apple Payではエクスプレスカードに設定したカードをワンタッチで使うことができる。それ以外のカードは、Apple Watch Serires 2のサイドボタンをダブルクリックしてカードをアクティブにする必要がある。


dカードがアクティブになっていたらSuicaが使えない

Suicaを使おうとして何度改札にかざしても、反応しなかったのでApple Watchを見てみると、カード選択画面がdカードになっていた。カードの切り替えは画面のスワイプで行うが、ここで、Suicaを表示し直したところ、無事改札を通過することができた。

【Apple WatchのApple Payを実際に使ってみてどう?】

はじめは、腕時計で改札を通るなんて変態チックで面白そうなので、試しに使ってみる程度に思っていた。しかしながら、実際使っていくと、予想以上に便利なので継続して利用している。

その理由はただ1つ、手ぶらで歩けるからである。Androidスマホやケータイのおサイフケータイ、そして、iPhone 7シリーズのApple Payを使う場合、歩きスマホとまではいかなくても改札を通るときだけは片手にスマホを持っていなければならない。

子供の手を引いているときなど、意外とそれが面倒なのだ。改札は右側にあるので、右手にApple Watch Series 2を装着して、改札を通るときに手首を返すだけで決済できる。これがとても便利で自分のスタイルに合っていた。


裏拳スタイルで改札通過

懸念していたバッテリーの持ちも今のところ1日の外出は問題なく利用できている。一度、iPhoneの修理でペアリング解除したのだが、iCloudのバックアップからSuicaの残高も問題なく復帰できた。

Apple Watch Series 2でApple Payを利用するのは、一見ニッチ向けに思えるかもしれないが、使ってみると充分実用的であると感じた。旧型のiPhoneとペアリングしてもApple Payが利用できるので、Apple Payに興味のある方は是非一考してみてはいかがだろうか。

記事執筆:ちえ


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