Googleが2016年に取り下げた不正広告は17億件に!中でもスマホなどのモバイル関連で爆発的増加――同社の調査から明らかに

2016年にGoogleが取り下げた不正広告は17億件!モバイルへの影響も

Googleは25日(現地時間)、同社が2016年中に取り下げた「不正広告」に関するレポートを公開しました。レポートによると、同社が不正広告だと見なして取り下げた数は、なんと17億にも上ったとのこと。

またレポートの中ではスマートフォン(スマホ)などのモバイルにおける不正広告についても触れていましたので、今回は主にモバイル部分にフォーカスを当てて紹介してみたいと思います。

■そもそも厳格なポリシーがある

そもそもGoogleでは、誤解を招く広告、不適切な広告、または有害な広告といった「不正広告」から消費者を守るために厳格なポリシーを定め、日々監視を行っています。

日々掲載される広告の数は莫大であるため、Googleは日々それらに対応するために、検索などと同様に技術の向上を歩み続けています。

■このうちの有害な広告とは?

さて、上記で挙げられた有害な広告とは、一体どういったものかみなさんは想像が付くでしょうか。例えば、過激な表現を含んだ広告は、不適切な広告に分類されますよね。

実は、広告をクリックした先に、ウイルスやマルウェアが仕込まれており、そこにアクセスしただけで、ウイルスやマルウェアなどに感染させると行った攻撃手法があります。

これを「マルバタイジング」と呼びます。ここでの有害な広告とは、このマルバタイジングのことを指しています。

■モバイルもマルバタイジングのターゲットに

マルバタイジングのターゲットと言えば、長らくパソコン(PC)が主でしたが、モバイルが社会基盤に浸透したことにより、ついにはモバイルもそのターゲットにされてしまう事態に陥りました。

■偽のゲームやアプリの広告に注意

有害な広告としては、例えば、Webサイトを閲覧しているときに偽のゲームやアプリの広告を表示させ、それをインストールさせることで、モバイル内の連絡先などの個人情報を不正に取得するような物が挙げられます。

■モバイル向け不正広告が爆発的増加

Googleによると、モバイル向けの不正広告は、2015年には数千件しか報告されていませんでしたが、2016年はなんと23,000件以上報告されており、それらを対処したとしています。

■PCだけではなく、モバイルでもセキュリティー対策を

今回紹介した不正な広告以外にもさまざまな魔の手がみなさんのスマホなどのモバイル機器を狙っています。

PCを使う際は、ウイルス対策ソフトを導入しようと意識されるかとは思いますが、スマホなどに関してはまだそこまで意識されている方も居ないのではないでしょうか。

モバイルは今や生活基盤に強く結びつけられており、ネットバンキングなどの生活に重要な物の情報が多く保存されています。

今回の記事を見て、スマホなどのモバイル機器は機密情報の塊なのだと、再認識してセキュリティー対策に力をいれてみてはいかがでしょうか。

記事執筆:YUKITO KATO


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