「日本画の教科書 東京編」山種美術館で開催 - 奥村土牛や川合玉堂らの珠玉の作品約50点

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「日本画の教科書 東京編 ―大観、春草から土牛、魁夷へ―」が、東京・広尾の山種美術館で2017年2月16日(木)から4月16日(日)まで開催される。

開館50周年を迎える山種美術館は、その歩みの中で美術の教科書に登場するような名品の数々と、創立者・山種二と画家とのエピソードを交えながら紹介してきた。「京都編」に引き続き開催される本展では、「東京編」としてその歩みを振り返るとともに、東京画壇の歴史に名を刻む主要な作品を一堂に展示する。

展示の中心となるのは、院展と日展の日本画家の作品。激しい近代化の波が押しよせた明治時代、横山大観、菱田春草らをはじめとする画家たちは、東京美術学校の岡倉天心による指導のもと、古典研究を重視しながら、新しい日本画のあり方を求めて模索していた。天心によって1898(明治31)年に創設された在野の美術団体・日本美術院は、紆余曲折を経ながらも現在まで続いている。その院展の中から、今回ピックアップするのは安田靫彦の《出陣の舞》、奥村土牛の《鳴門》、そして小林古径《清姫》のうち「日高川」など数々の著名な画家の絵画だ。

一方で、1907(明治40)年、初の官営の美術展覧会として始まった文展は、日本画の近代化の上で重要な役割を担い、帝展、戦後の日展へと継承されている。長きにわたって多くの画家が活躍する舞台となった日展の作品からは、川合玉堂の《早乙女》、東山魁夷の《年暮る》といった各作家の代表作ともいえる珠玉の作品が揃う。

戦前・戦後を通して同時代の画家たちを支援し、直接交流しながら築いてきたコレクションの数々とその軌跡を本展を通して体感してみてはいかがだろう。

【開催概要】
【開館50周年記念特別展】 山種コレクション名品選
日本画の教科書 東京編 ―大観、春草から土牛、魁夷へ―
会期:2017年2月16日(木)〜4月16日(日)
会場:山種美術館
住所:東京都渋谷区広尾3-12-36
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(但し3/20は開館、3/21は休館)
入館料:一般 1,200円(1,000円)・大高生 900円(800円)・中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金、および前売り料金。
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料。
■各種割引
・リピーター割引:本展使用済入場券(有料)の提出で、会期中入館料が団体割引料金となる。(1名1枚につき1回限り有効)
・きもの割引:会期中、着物での来館者は団体割引料金適用。複数割引の併用は不可。
■展示予定作品
横山大観《心神》、川合玉堂《早乙女》、下村観山《老松白藤》、菱田春草《月四題》のうち「春」「秋」、松岡映丘《春光春衣》、小林古径《清姫》のうち「日高川」、安田靫彦《出陣の舞》、前田青邨《大物浦》、奥村土牛《鳴門》、東山魁夷《年暮る》、奥田元宋《奥入瀬(秋)》など約50点(全て山種美術館蔵)

【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
※電話受付時間 8:00〜22:00


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