25日、捜狐科技によると、中国のスマートフォンメーカー・小米(シャオミ)副社長のヒューゴ・バラ氏はこのほど、同社を退社すると表明した。写真は北京の大気汚染。

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2017年1月25日、捜狐科技によると、中国のスマートフォンメーカー・小米(シャオミ)副社長のヒューゴ・バラ氏はこのほど、同社を退社すると表明した。米カリフォルニア州のシリコンバレーに戻る意向を示している。

米グーグル出身のバラ氏は、基本ソフト「アンドロイド」などの開発に携わり、13年8月に小米に引き抜かれたことで話題を集めた。バラ氏は24日、同社を退社し、シリコンバレーに戻ると表明。北京での生活を「自分の人生で最も素晴らしく、挑戦に満ちた冒険だった」と表現。小米を「世界市場への拡大のまっただ中にある」とした。一方で、中国を離れる理由を「北京での生活は大きな苦痛でもあり、健康に影響した」として、大気汚染が原因であることを示唆した。

さらに、小米創業者の雷軍(レイ・ジュン)氏を「先生で友人」と表現した。小米におけるバラ氏の最大の功績はインド市場進出といえよう。14年に正式に進出を表明し、初年度で約300万台を売り上げ、昨年末には650万台まで引き上げた。インドのスマホ販売3位に食い込んだ。インド人は国外ブランドを敬遠する傾向にあるが、バラ氏は「過去18年の半分をインドとの交渉に費やしてきた」と表明。インドで先頭に立って小米製品をアピールした。

16年にはブラジル、インドネシア、アフリカ市場にも進出。失敗も経験したが、小米のアジア、欧州での躍進はバラ氏抜きに語れないだろう。小米の目下の課題は米国でのシェア拡大だ。バラ氏は今後のプランを明らかにしなかったが、「シリコンバレーに戻り、新たな冒険をする」と述べた。(翻訳・編集/大宮)