イギリスの高級SUV「レンジローバー」には、「テレインレスポンス」という走行モード調整機能が付いている。これはアスファルト、草、砂利、雪、泥、砂、岩など、あらゆる地形を走破するのに最適な制御になるよう、エンジンやブレーキ、トランスミッションなどを統合的に調整するシステムだ。

 

このシステムの有効性をアピールするため、ランドローバーが興味深いテストを行った。

 

レンジローバーなら全地形に適応

駆り出されたのはファミリーで最もスポーティなキャラクターを持つ「レンジローバー・スポーツSVR」。標準装備のミシュラン製オールシーズンタイヤ(275/45R21サイズ)を履き、6つのステージで0-100km/h加速タイムを計測したのだ。

 

その6ステージとは、アスファルト、草、砂利、雪、泥、砂。ドライバーは、センターコンソール上の回転式コントローラーによって特定のモードを選択するだけで、あとは車がエンジンパワー、ブレーキ、トランスミッションのシフトプログラムなどを自動的に制御してくれるのだ。

 

路面とモード選択、タイムは以下の通り。

 

アスファルト(舗装路)DYNAMICモード 4.7秒
グラベル(未舗装路)GRASS・GRAVEL・SNOWモード 5.3秒
グラス(草原)GRASS・GRAVEL・SNOWモード 5.5秒
サンド(砂地)SANDモード 5.5秒
マッド(泥道)MUD・RUTSモード 6.5秒
スノー(圧雪路)GRASS・GRAVEL・SNOWモード 11.3秒

 

舗装路はサーキットということもあり、当然速い。驚きは未舗装路、草地、砂地であってもホイールスピンすることなく、ほとんど舗装路に引けを取らないタイムを記録したことだ。それでいて動画の最後にもあるよう、最大32%の勾配を持つ岩場でも楽に走破できる。これがテレインレスポンスの実力なのだ。