メインキャスト3人がずらり (C)2015 Green Room Productions, LLC. All Rights Reserved.

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 2016年6月に27歳の若さで亡くなった故アントン・イェルチンさんが主演した映画「グリーンルーム」の本ビジュアルが、このほど完成した。ビジュアルはイェルチンさんのほか、共演のイモージェン・プーツ、パトリック・スチュワートといったメインキャスト3人が勢ぞろいした、力強い仕上がりだ。

 売れないパンクバンド「The Ain’t Rights」は、ひょんなことからネオナチの根城でライブすることになってしまう。そのうえ舞台裏の殺人事件現場を目撃し、メンバー全員が命を狙われることに。圧倒的に不利な状況のなか、メンバーはグリーンルーム(英語で楽屋の意)にろう城し、知恵と反骨心を武器に立ち向かう。

 「ブルー・リベンジ」で注目を集めた、新鋭ジェレミー・ソルニエ監督がメガホンをとったバイオレンススリラー。「スター・トレック」シリーズの航海士チェコフ役で知られるイェルチンさんが、バンドのボーカルであるパット役で主演し、「X-MEN」シリーズのプロフェッサーX役でおなじみのスチュワートが極悪ネオナチ・リーダーに扮している。

 クエンティン・タランティーノ監督が「俺が見てきた映画の中で最もセンセーショナルだ!」と評している本作、日本の映画ファンから根強い人気を誇る著名人からのコメントも到着。「ライムスター」の宇多丸は「たった一軒の建物が、どれだけ豊かな映画的空間となり得るか……。『立てこもり攻防もの』の新たな大傑作!」と絶賛し、映画評論家の町山智浩氏も「僕は、右翼や暴力団の事務所に謝罪に行って、顔にバックリ刀傷があるような人たちに囲まれてさんざん脅かされた経験が何度かあるんですが、『グリーンルーム』に比べたら、温泉につかってるようなもんでした」とユニークに語る。

 さらに、映画監督の崔洋一は「アメリカの闇を深掘りするジェレミー・ソルニエ監督の映像は突き抜け尖っている。この男、ブニュエルとキューブリックとペキンパーの息子で、コーエン兄弟の従兄弟であるのは間違いない」とコメントしている。「グリーンルーム」は、2月11日から東京・新宿シネマカリテほか全国順次公開。