「秋刀魚の釜飯」(1166円)と、イクラどっさり!! 「鮭のハラコ釜めし」(1490円)/炭焼と釜飯 さかぐち

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大阪を代表する飲食街、曽根崎お初天神通り商店街周辺。バラエティに富んだの飲食店が並ぶなかから、今回も、関西ウォーカーをはじめとする、雑誌やテレビで活躍するグルメライター、高田 強が、旨い魚を提供する繁盛店をセレクト!イクラどっさりの親子飯や、イタリアンシェフがいる立ち飲みなど、つい立ち寄りたくなる魅力的なお店がそろった!

【写真を見る】キハダマグロの腹の部分を炙りポン酢で食べる「鮪のハラモ ぶっかけおろしポン酢」(842円)/炭焼と釜飯 さかぐち

■ ほかでは味わえない!研究を重ねて生み出された釜飯

旬の魚介や野菜と鶏の炭火焼きが味わえる「炭焼と釜飯 さかぐち」。名物は、鶏ガラベースの自慢のダシに、食材ごとのアレンジを加えて専用器で炊き上げる釜飯。朝5時まで営業のため、飲んだあとのシメなど、利用価値が高い!

炭火で炙ったサンマの切り身を米と一緒に炊いた「秋刀魚の釜飯」(1166円)は、濃厚な旨味が特徴。イクラどっさりの「鮭のハラコ釜めし」(1490円)は、サケの釜飯に大量のイクラをトッピングした、最高の組み合わせの親子飯。

【海鮮の炙り料理も充実】キハダマグロの腹の部分を炙りポン酢で食べる「鮪のハラモ ぶっかけおろしポン酢」(842円)もおすすめ!

【メニューの基本はスープ!】常時たかれているのが鶏ガラ、昆布、野菜などで作るダシスープは、すべての釜飯に使用。

「銀杏の炭火焼きやサワラの焼き霜など、旬の食材も用意しています」と、店主の坂口隆男さん。

■ 大将はイタリアンシェフ!お手ごろ価格の立ち飲み店

2015年8月にオープンした立ち飲み店「立ち飲み じんべえ」。立ち飲みといえど、大将がイタリアンのシェフで、こだわりの料理がそろう。また、系列に鮮魚卸を持つことから希少な魚が充実する。着席できる2階では鍋など宴会向けのコース料理もあり!

【工夫が詰まった魚料理!】その日のおすすめのお造り5種にカリフォルニアロールが盛られる「お造り五種二貫盛」(625円)。

ホタテが丸ごと入ったクリームコロッケ「ゴロッと入ったホタテクリームコロッケ」(410円)は、風味も味わいも食べ応えも充実。仕入れによりネタは日替りとなる「握り寿司」(2貫190円)。写真は長崎産きずし、北海道産生秋刀魚など。濃厚な卵で作った玉子焼き「龍の玉子焼DX」(410円)の中には、ウニのほか枝豆やシイタケなどが入る。

「11月の伊根ブリなど、旬の産地の魚を入れるようにしています」と、料理長の松原伸吉さん。

■ 魚専門イタリアンで希少な魚料理を味わう!

ナポリの大会で入賞したピッツァで知られる「アレグロ」の系列店「魚屋のトラットリア アレグロペッシェ」。近所に、本格的なピッツァ窯を備えるアレグロ梅田店があるため、あえて魚介に特化。ワインも白のイタリア産にこだわる徹底ぶりから、お店のファンが急増中。

旨味が強く、白ワインが進む「アヤメカサゴのお魚丸ごとアクアパッツア」(1980円)は、客の8割近くが注文する人気メニュー。「本マグロ(ヨコワ)のカルパッチョ」(1400円)は、少し炙った肉厚のヨコワをトマトやズッキーニ、オクラなどと味わう。

【パスタも魚介オンリー】「生ウニのクリームソーススパゲティ」(1980円)など、常時約10種そろうパスタももちろん魚を使用。

【ワインは白か泡のみ!】50種以上あるイタリア産の白ワインは、ボトルで2700円から。白にこだわる徹底ぶりから、基本的に赤ワインはなし!

「カウンター席でカルパッチョと白ワインなど、バル使いも大歓迎!」と、店長の義積直人さん。

「大阪駅前第3ビルで働いていた20代後半は、毎日のように飲み歩いていたお初天神界隈。店の並びは変われど、今でもホームグランド感覚で徘徊しています!」と、“旨いもん魚(ウォ)ッチャー”の高田 強。日頃から飲み歩いているエリアゆえ、この3店をおすすめする説得力の強さを感じた!【関西ウォーカー編集部】