松本清張のサスペンスミステリー小説「花実のない森」が、東山紀之主演で初めてテレビドラマ化される

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今年、東山紀之主演で「ドラマ特別企画 松本清張『花実のない森』」(テレビ東京系)が放送されることが分かった。

【写真を見る】「花実のない森」を原作にした映画が’65年若尾文子主演で映画化。ドラマ版では切なく美しい愛を描く

「花実のない森」は、松本清張のサスペンスミステリー小説で、今回が初のドラマ化。

東山が演じるのは、IT会社のクリエーティブプランナー・梅木隆介。仕事もルックスも完璧な梅木がドライブ帰りに謎の美女・江藤みゆきと出会い、その妖艶な魅力にどんどんはまっていく。

「花実のない森」が初めてテレビドラマ化されることについて東山は「僕は清張先生の作品に出演するのは3本目です。この年代になって、より深みをもって清張先生の作品に関われると思うので、ぴったりの作品に巡り合えたなと思います。清張先生の作品は男女の関係など、精神的なものが必要なので、そういう点を意識して演じたいと思います」と清張作品への思いを語る。

また、「梅木と相手役のみゆきはいい年なんだけど“初恋”だと思う。2人は初めてちゃんと恋をしたんじゃないかなと。あと梅木はトラウマが強い男だと思います」と梅木という役を分析。

'65年に公開された映画版との違いについて「若尾文子さんが主演した映画は近親相姦が描かれていたりするんですけど、今回のドラマ版は男女の愛が強い。『ロミオとジュリエット』に関係性が非常に似ている作品だなと思います。2人の愛の深さをきちっと描けたら面白いです」とコメント。

「一人の男の恋の行方を見守ってほしい。こういう人間の生きざまというのを感じていただければ、松本清張先生の世界観をより楽しんでもらえると思います。不変不滅な作品だと思うので、ぜひ見ていただきたいなと思います」とドラマの見どころを語った。

【あらすじ】

雨の夜、一人車を走らせていた梅木隆介(東山紀之)は、ヒッチハイクの男女を乗せる。さえない風貌の男の横であでやかにほほ笑む美女・江藤みゆき。彼女が車に忘れたペンダントには、万葉集の古歌が刻まれていた。梅木は謎めいたみゆきの美しさにのめりこんでいく。

だが、彼女に近づく男たちは次々に不審死を遂げていく。自らの危険をかえりみず、梅木はみゆきの正体を探る。彼が最後にたどり着いた真実とは…。