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日立化成は、イノベーションテーマを探索し実現方法を検討する場として、同社の本社に隣接するパシフィックセンチュリープレイス丸の内(29階)に「イノベーションセンタ」を新設した。

「イノベーションセンタ」は、顧客と新たなイノベーションテーマを探索し、同社の技術を活用してどのように実現するかを共に検討する施設。市場のグローバル化や顧客ニーズの多様化に対応し、より幅広い分野でのニーズやビジネスチャンスを探索し、新規テーマを創出することが目的だという。同社はこれまで、半導体実装材料・プロセスの開発を顧客や装置メーカー等と共に進める「オープン・ラボ」の運用、ベンチャー企業からの先進技術の導入等、オープンイノベーションを推進しており、今回の「イノベーションセンタ」もその流れとなる。

同施設は、同社の直接の顧客だけでなく、装置メーカー、原材料メーカー、同業他社、異業種企業、大学等すべてのステークホルダーを招く場となるという。また、同社の製品を展示するのではなく、顧客のニーズや目的に合わせて、幅広い技術が大型模型や体感型の展示を交えて紹介される。

一例を挙げると、色むらの少ない画像をヘッドマウントディスプレイ(HMD)のディスプレイ上に表示することができる「光インテグレーター」を用いたHMDで、透明なディスプレイ越しに景色(観光名所等)を見ると、ディスプレイ上に関連する文字情報が表示されるという体験をすることができる。従来のHMDのディスプレイは比較的暗く、文字情報が見えにくいことがあったが、同社の光インテグレーターを用いたHMDでは、輝度8000cd/m2以上の明るさ(スマートフォンのディスプレイの輝度は数百cd/m2程度)を実現し、より鮮明に文字情報が表示されるということだ。

(シマダマヨ)