弘前タクシー(株)(TSR企業コード:180040936、法人番号:4420001009424、弘前市神田3−1−1、設立昭和53年12月、資本金6750万円、川上一夫社長)は1月27日、青森地裁弘前支部より破産開始決定を受けた。破産管財人には三上和秀弁護士(葵法律事務所、同市下白銀町15−7、電話0172−31−0251)が選任された。
 負債総額は約15億円。

 昭和32年12月、三上重治氏がタクシー業を創業。その後は陸奥交通(株)、弘西タクシー(株)と合併し、平成1年10月には11社のタクシー会社を抱え北海道で最大規模となる北海道交運事業(協)(TSR企業コード:010154922、法人番号:9430005002428、札幌市厚別区)が展開するHKグループに吸収され、現商号に変更した。
 13年7月には弘都交通(株)(TSR企業コード:180015630、法人番号:7420001009017、弘前市)のタクシー部門を買収するなどして規模を拡大。弘前市、黒石市、藤崎町に営業所を構え、小型タクシー約110台を保有し、ピーク時には10億円を上回る年間売上高を計上した。しかし、消費低迷、さらには燃料費高騰、稼働率の低下から近年は赤字経営を余儀なくされ資金繰りは逼迫。人員削減、減車等、固定経費削減に取り組んだが、28年6月期の売上高は約7億円まで低下した。採算性も悪化し、今後の経営状況好転も見込めないことから、今回の措置となった。