日本の“おもてなし”の心が世界中で注目されているなか、首都圏や九州を中心に展開する天然とんこつラーメン専門店「一蘭福岡空港店では、さらに進化した“おもてなし”が行われていると話題になっている。

出典画像:「一蘭」公式ホームページ 店舗案内ページより

 

「いらっしゃいませ〜」が「幸せ〜!」に!?

ラーメン屋に行くと必ずといっていいほど、「いらっしゃいませ〜!」と従業員が店内に響き渡る程に声を張り上げ客を迎え入れる。しかし「一蘭」福岡空港店では来店した客に対し、従業員全員が「いらっしゃいませ〜」と挨拶する代わりに「幸せ〜!」と出迎えるという。実際に店内には「言霊〜言葉のおもてなし〜」と題した貼り紙があり、「“幸せ”にちなんだ挨拶でお出迎えやお見送りをしています」と記載されている。

 

店内の貼り紙にもあるように来店した客には「幸せ〜!(いらっしゃいませ〜)」、退店する客には「幸せを〜!(ありがとうございました、お気をつけて、頑張ってください! など)」と声を掛けるそう。これに対し、「一蘭」福岡空港店を利用した客からは、「この幸せ〜って挨拶、初めて聞いた時マジでビビったわ。なにあれww」「ラーメン食ってるときに『幸せを〜』って叫ばれると麺噴き出しかけるwww」「店員全員が『幸せ〜』とか言ってるの、ちょっとしたホラー」と驚きの声が続々上がっている。

 

また、2016年12月にオープンした「一蘭」太宰府参道店でも、福岡空港店同様に“言葉のおもてなし”を実施しているよう。ただ、同店舗では、「お客様に合格を届けたい」という気持ちから、「幸せ」だけでなく「合格」にちなんだ挨拶で客を出迎えているという。ほかにも、“合格”とかけた五角の「合格どんぶり」と、“長〜く幸福”が訪れることを願い通常の麺よりも2倍以上の長さの「合格麺」を使った、オリジナルの「合格ラーメン」が提供されている。

 

海外でも「一蘭」独自の取り組みを実施

また、「一蘭」の特徴のひとつでもある、他人の目を気にせずラーメンを食べることができる「味集中カウンター」。特許まで取得した同カウンターは、2016年10月にアメリカ・ニューヨークにオープンした「一蘭」NYブルックリン店でも採用されている。これには「日本的な経験ができた!」「ラーメンだけに集中できるが良いね」と、海外でも反応は上々のようだ。

 

ちなみに、同店舗のラーメンは1杯18.9ドル(約2,000円)。この金額に20%程度のチップを上乗せして払うと考えると、ラーメン1杯に約2400円を支払うことになるにもかかわらず、オープンから連日行列ができるほどの大盛況だそうだ。

 

海外でも大注目の日本の“おもてなし”の心。「一蘭」の変わった挨拶で出迎えてもらいたい人は、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがだろう。