2001年に大ヒットした映画『キューティ・ブロンド』といえば、おバカと呼ばれていた女子高生がハーバード大学に入って、弁護士になるというサクセスストーリー。周りを気にせず邁進する彼女のファンの人も多いのでは?

<USマガジン>によれば、主人公のエル・ウッズ役を演じたオスカー女優のリース・ウィザースプーンが「キューティ・ブロンドの第3弾が出るかもしれない」と明かしたのだとか!

「私たちはずっと考えていたんです。誰か賢い人が良いアイディアを出してくれれば、すぐにでも撮影開始するわ。今がすごく良いタイミングだと思うの。女性たちがポジティブな気持ちになれるような作品が必要な時期よ」と<E!News>に語りました。

2003年には続編『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』が発表され、話題に。エルが愛犬のチワワ、ブルーザーと一緒にワシントンD.C.へ行き、動物実験を行っている化粧品会社に訴訟を起こすという内容。

リースは、ドナルド・トランプがアメリカ大統領に就任した今だからこそ、強い女性像であるエルを復活させたい、という想いがあるそうです。「アメリカに住んでいる女性はとてもラッキーです。他の国に比べるとたくさんの自由と権利を持てるので、そこには感謝しています」とコメントしました。

オンラインニュース誌<Los Angeles Times>によると、選挙時、彼女はヒラリー・クリントンを支持していたようで、トランプの就任について質問されると「現状を最大限に生かして過ごすしかないわ。言論の自由があるのは素晴らしいこと。これがあるからこそ、私も好きなように作品を作って主張することができる。そこに集中しているから平気よ」と答えたよう。

2015年10月に、トークショー<Fashionably Late with Rachel Zoe>に出演した際、リースはキューティ・ブロンドの第3弾について、次のように冗談っぽくコメントしていました。

たくさんの脚本家たちが、新シリーズのアイディアを持ってきてくれるの。すごくありがたいことで、特に今の時代、女性がもっと政治の世界に入ることが大事だと思う。エルみたいな女性が最高裁の裁判官をしたり、大統領に立候補したら面白いんじゃないかしら

トランプが大統領就任した日には世界中で、女性たちのデモ行進がありました。強い女性が描かれる『キューティ・ブロンド』シリーズの第3弾、ぜひ実現してほしいですね!