25日、米韓が韓国への終末高高度防衛(THAAD)ミサイル配備を決定したことをきっかけに、中国が報復措置として韓国製品の輸入を制限し、韓国企業に多大な損失が生じている。写真はソウル。

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2017年1月25日、米韓が韓国への終末高高度防衛(THAAD)ミサイル配備を決定したことをきっかけに、中国が報復措置として韓国製品の輸入を制限し、韓国企業に多大な損失が生じている。新華網が伝えた。

韓国・聯合ニュースによると、16年12月に中国国家品質監督検査検疫総局が輸入便座の品質について抜き取り検査の結果を発表。106件のうち47件が不合格となったが、43件が韓国製だった。韓国の業界関係者は中国側が安全基準を引き上げたことで不合格が増えたと指摘している。

化粧品でも不合格とされた商品が韓国に多数返送されるなど、韓国製品が相次いでやり玉に挙げられており、今後も同様の事例は増える恐れがあるとみられている。一方、韓国貿易委員会は中国製品が不当に安い価格で輸入されていると指摘しており、韓国政府は国内企業を保護する目的で、中国に対して取引制限を設けることを検討している。(翻訳・編集/岡田)