Appleが発表する2017年度第1四半期(2016年10-12月期)の決算内容について、アナリストはiPhoneの販売単価低下を予測しています。

ホリデー四半期のiPhone販売台数は7,600万台、単価は低下

現地時間1月31日(火)午後2時(日本時間2月1日午前7時)に発表が予定されている、2016年のホリデーシーズンを含むAppleの四半期決算について、iPhoneの販売単価が前年の691ドル(本稿執筆時点のレートで約79,126円)から688ドル(約78,783円)へと3ドル(約344円)ほど低下するだろう、とBarclaysのアナリスト、マーク・モスコビッツ氏が予測しています。
 
1台あたりの下落幅はたった3ドルですが、7,600万台とみられる当該四半期での販売台数を掛け合わせると、約2億ドル(約229億円)以上の減収を意味します。

最新モデルiPhone7より割安なiPhone6sやiPhone SEを選ぶ消費者

モスコビッツ氏は販売価格低下について「iPhoneの進化に目新しさが感じられなくなったこともあり、最近のユーザーが最新モデルのiPhone7よりも割安なiPhone6sを選ぶ傾向があるため」と分析しています。
 
このほか、2016年春に発売された、Appleとしては「売れすぎると困る」が本音のiPhone SEが予想以上に人気を博したことも要因だろう、と米メディア9to5Macは指摘しています。
 
以下は、2014年のiPhone6発売以降のiPhoneの平均販売単価の推移を示したグラフです。iPhone SEの販売をきっかけに、単価が低下傾向にあることが分かります。
 
iPhone-Graph
 
Apple全体の年間売上高約2,160億ドル(約24兆7,300億円)のうちおよそ3分の2を稼ぎ出す主力商品であるiPhoneの販売単価低下は、同社全体の収益に与える影響も大きくなります。
 
決算発表は、AppleのWebサイトからライブストリーミングで視聴することが可能です
 
 
Source:Bloomberg, 9to5Mac
(hato)