えっ、こんなに楽にできるの?

胃がんの検査というのはなかなかハードなもので、嫌で嫌で仕方がないという人は少なくないでしょう。一般的な方法としては、前日から絶食。検査当日はバリウムを飲んで、専用の機械でグルグルと回されてはレントゲン撮影へと進み、もう一連の検査が終わるころにはぐったりと疲れてしまうなんて珍しくはありません。高齢者になればなるほど、身体への負担も大きくなってしまいますよね。

ところが、こうしたバリウムを用いた胃がん検診とは異なり、最近では血液検査による胃がんの早期発見というアプローチも注目されるようになってきました。このほどKDDIは、スマートフォンだけで申し込みから検査結果のチェックまでできる「胃がんリスクチェックABC分類」の提供をスタートしましたよ!

これまでも同社は、スマートフォンで進める各種健康診断キットシリーズの「スマホdeドック」を販売してきました。新たに7,980円(税抜)でラインナップに加わった胃がんリスクチェックABC分類は、専用サイトへ登録して申し込むと、簡単に自分で採血できる検査キットが送られてきます。そのまま返送すると、約1週間後にマイページへ詳細な検査結果を表示。もし内視鏡による精密検査が必要となった場合は、近くの受診可能な病院が紹介されるようになっていますね。

胃がんリスクチェックABC分類の特徴は、血液中のピロリ菌感染の有無と、胃から分泌されるペプシノゲンの量を同時測定することにあります。ピロリ菌に感染しておらず、胃の粘膜が委縮していない状況がもっとも望ましいものの、どちらかだけに感染しているのか、その両方が進行しているのかを見ることで、胃がんにかかっているリスク判定が、より詳細に行なえるとのことです。従来のバリウム検査では見落とされていたようなリスクでも、この検査手法なら容易に発見可能となるんだとか。

いまやスマートフォンで、がん検診の結果までチェックできる便利な時代になりました。なお、スマホdeドックはKDDIから提供されているものの、auユーザー以外でも自由に申し込んで利用できるそうです。こうした検診スタイルが普及すれば、受診率も大幅にアップしていくかもしれませんね〜。


・HIV検査ができるUSBスティック


image: KDDI
source: KDDI(1, 2)

(湯木進悟)