黒島結菜が孤独を抱える女子高生に!

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 成田名璃子氏による小説「東京すみっこごはん」がWOWOWで連続ドラマ化されることになり、女優の黒島結菜が主演することがわかった。演出は「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」「繕い裁つ人」の三島有紀子監督が手がけ、美味しい料理とユーモア、涙、少々の苦味に彩られたヒューマンドラマを紡ぐ。

 東京の下町にある共同台所「すみっこごはん」が舞台。孤独な女子高生、家庭を失いつつある主婦、性的倒錯を両親に告白できない弁当屋の息子、故郷から逃げ出したボクサー、結婚に焦るアラサー女性研究者ら、痛みを抱えながらも懸命に生きる人々が「すみっこごはん」に集い、人生の意味を噛み締めていくさまを描いた。

 テレビドラマ「時をかける少女」や映画「サクラダリセット」などの黒島が、突然現れた黒猫に導かれるように「すみっこごはん」を訪れ、成長していく女子高生・沢渡楓を演じる。脚本を読んだ感想を「美味しいものは人を笑顔にするんだな、ということを最初に感じました。 すみっこごはんに集まる人たちは、自分に自信がなかったり悩みを持っていたりします。それでも真っ直ぐに喜びや悲しみと向き合って生きている姿に、私もそうやって生きていくべきだと心を動かされました」と明かし、「このドラマには、“きちんと伝えていく”、“お互いの尊厳を守る”という2つの軸があります。 こんなにも温かく優しいドラマに参加させていただけることがとても幸せです」と述べている。

 さらに、三島監督からは「撮影が終わって普段の自分に戻っても、楓を通して物事を考えて欲しい。『こんなとき楓だったらどうするか』と常に考えて生活してほしい」と言葉をかけられたという。料理するシーンも多いそうで、「かつお節を削ったり、昔ながらの調理法で作ることが多く、初めての経験なので楽しみです」と語り、「誰と食べるかではなく『おいしいものは、おいしい』ということも伝えたいです。 私自身このドラマを通して、ごはんというものを深く知る良いきっかけになればと思っています」と意気込んでいる。

 「連続ドラマW 東京すみっこごはん」は、5月からWOWOWで毎週土曜午後10時放送。第1話は無料。