渋谷で新作をPRしたジャンフランコ・ロージ監督

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 2016年第66回ベルリン国際映画祭の金熊賞受賞作で、第89回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」。現在プロモーションのために来日中のジャンフランコ・ロージ監督が、オスカーノミネート発表の翌日の1月25日、自らサンドイッチマンとなり渋谷の街を練り歩いた。

 「オスカーにノミネートされたらサンドウィッチマンをやる!」と、ノミネーション前に公言していたロージ監督。渋谷駅のハチ公前からスタートし、スクランブル交差点を通り、公開劇場であるBunkamuraル・シネマまで、渋谷の街中を縦横無尽に歩き回り、人々と交流しながら作品をアピールした。偶然ロージ監督の目に止まった美女が、タレントの豊田エリーだったというハプニングも起こるなど、東京での宣伝活動を大いに楽しんだようだ。

 オスカーノミネートの報告を受け、「地図には見えない小さなランペドゥーサ島から、ベルリン、64カ国での上映を経て、ハリウッドへ。『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』は、わたしにとって、すばらしい旅となりました。その旅の終点である日本で、このような嬉しいニュースを皆さんと共有できて、とても嬉しいです。ぜひ、日本でも多くの方に見ていただきたい」とコメントしている。

 また、イタリア本国では、ローマ法王やイタリア元首相をはじめ、国をあげて応援している名匠の驚きの姿に、主要メディアがこぞって「ロージ監督、約束を守り、映画の宣伝のためにサンドウィッチマンになる」と報じた。

 映画は、ヨーロッパへ密航する難民や移民たちの玄関口であるイタリア最南端の小島、ランペドゥーサ島を舞台に、漁師たちが静かに暮らす島で巻き起こる事件を、12歳の少年の視点で静かに映し出したドキュメンタリー。

 「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」は2月11日から、Bunkamuraル・シネマほかで公開。