効果的にダイエットをするには食事制限が必要になりますが、自分が適切に食事できているのかを把握するのは難しいもの。そこで、食事の写真を撮影すると何の料理かを認識してくれ、カロリーだけでなく摂取した炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなども把握しやすくなるのが「Bitesnap」です。どのくらい使えるアプリなのか、実際に食べ物をいろいろ撮影して試してみました。

Bitesnap - Photo Food Journal

https://getbitesnap.com/

BitesnapはiOSアプリAndroidアプリがありますが、いずれも日本のApple IDではダウンロードできないようになっています。そこで今回は海外用のApple IDを作成してApp Storeからダウンロードしてみました。海外用のApple IDを作成する方法はここここなどが参考になります。

海外用のApple IDでBitesnap - Photo Food Journalを検索し、「GET」をタップ。



「INSTALL」をタップし……



「OPEN」をタップ。



するとアプリが起動。使い方の簡単な説明が始まるので、画面右下の矢印で進んでいくと……



ホーム画面が現れました。さっそく食べ物の写真を撮影すべく、画面右下の「+」アイコンをタップします。



食べたものを記録する方法は「アプリのデータベースを検索する」「カメラロールから写真をアップする」「写真を撮影する」の3種類。今回は一番下の撮影アイコンをタップします。



「"Bitesnap"がカメラへのアクセスを求めています」と言われるので「OK」をタップ。



まず撮影するのは、水・クロワッサン・バナナという朝食っぽいメニュー。



写真撮影の時のポイントは、食べ物がすべて写るようにすること。食べ物同士が重なっていると、うまく認識されません。



撮影は丸いボタンを押すだけでOKです。



撮影が終わると、撮影されたものの候補が自動的に表示されます。「Croissant」「Banana」のほかに「Chocolate」「Cake」なども候補に入っていますが、クロワッサンやバナナが候補の上位に入っており、認識の正確さはまずまずです。「Croissant」をタップすると……



クロワッサンのサイズ・量・タイプなどを選ぶようになっていました。今回はやや小さめだったので、サイズは「Small Croissant」、量は「1」、タイプは「Plain」を選んで「Add」を押します。なお、食べ物の詳細を選択していくと、画面右上のカロリーが変化していきます。



さらに「Banana」を選択。



バナナの場合はサイズと量だけを選択する仕組み。サイズは7インチ(約18cm)のミディアムを選択し、量は「1」で「Add」をタップ。アプリ内での単位は「インチ」「ポンド」「オンス」などで、単位の変更などができないのはちょっと不便な点です。



登録が終わったら「Done」をタップ。



ホーム画面に戻ると、食べたものが以下のように記録されていました。デフォルトの状態では1日あたりの摂取カロリーは「2000kcalまで」と設定されており、クロワッサンとバナナは276kcalなので、1日の残りの時間であと1724kcalを摂取できるとのこと。



ホーム画面上部には自分の身長や体重などから摂取カロリーを設定できる機能がありました。ということで、「Personalize」をタップ。



「Next」を押しながら進んでいきます。



まずは身長の入力。入力したい身長は154cmなのですが、フィート/インチ表示なので「5フィート1インチ」と入力して「Next」をタップ。



体重は「47kg」なので、「104ポンド」として入力。



するとBMIが「19.7」と計算されました。BMI値の下には「標準的な体重です」とコメントされています。「Next」をタップ。



年齢の部分には「29」と入力し……



最後に性別「female」を選択。



すると、1日あたりのカロリー摂取量として1360kcalが表示されました。



カロリー摂取量は「Activity Level」と「Weight Goal」という2つのスライドバーを動かすことで変化していきます。例えば、1週間あたり10時間運動する人が、週に340gやせようとすると、カロリーの摂取は1日あたり1290kcalに制限する必要があります。設定が終わったら「Save Targets」をタップ。



ホーム画面に戻ると、画面上部で毎日食べたものを記録すべくリマインダーの設定をオススメされました。「Start」をタップ。



「Yes」をタップ。



「許可」をタップ。これで、毎日食べ物の記録を忘れずにダイエットを継続できるようになるわけです。



ホーム画面に戻ると、これまでの摂取カロリーは「276kcal」で同じなのですが、残りの1日で摂取可能なカロリーが1724kcalから1014kcalに減っていました。これが自分の身長・体重や目標などを考慮した数値です。



続いて、コーヒーとサンドイッチを撮影してみました。



なぜかアイテム候補のトップに「Bok Choy(チンゲン菜)」が来ていますが、その下に「Sandwich」を発見。タップします。



サンドイッチはサイズ、パンの種類、具材などを選ぶようになっています。例えばミディアムサイズ(7oz/198g)なら148kcalからのスタート。



スモールサイズ(5oz/142g)なら111kcalからのスタートとなり……



ラージサイズ(10oz/283g)から223kcalからのスタートです。



ここに、レタス・トマト・アボカド・その他野菜といった具材や、マヨネーズ・ライトマヨネーズ・マスタードなどのソースなどを加えて、サンドイッチを完成させます。



アイテムの候補にコーヒーがなかったので、最下部にある「More items...」をタップすると……



アプリのデータベースから食べ物を検索できるようになっていました。「Coffee」をタップすると……



サイズ・量のほかに、レギュラーかデカフェか、インスタントかどうかなどが選択可能でした。選択したら最後に「Add」をタップ。



すると写真が追加され、摂取カロリーの合計は557kcalに。1日の残りの時間で733kcalが摂取可能です。1日に摂取する総カロリーのうち、50%が炭水化物、30%が脂肪、20%になるよう設定されていますが、この時点では炭水化物と脂肪から摂取するカロリーが少し多く、タンパク質が少なくなっていることがわかります。



次はパスタとサラダを撮影してみます。



撮影すると「Noodle」「Spaghetti」「Pasta」などの候補が表示されました。「Pasta」をタップ。



単位は「cup」のみなので、1.5人前、タイプはミートソースにして「Add」をタップ。



サラダは「Medium Bowl」にして野菜の種類として「Mixed Greens」「Iceberg Lettuce」「Spinach」を選択。



サラダはこのほかトッピングやドレッシングなどを選択できました。



ホーム画面に戻ってみると、1日の摂取可能カロリーの94%を摂取している状態に。赤枠の部分をタップしてみると……



栄養素の摂取状態をより細かに見ることが可能。炭水化物・脂肪・タンパク質の比率を示したグラフの下にある「Adjust Targets」をタップしてみます。



ここではカロリーを炭水化物・脂肪・タンパク質からどのくらいの比率で摂取するかを変更できるようになっていました。基本的には上記3つの要素を5:3:2で摂取することが推奨されていますが、タンパク質をより多く取りたい人などであれば、ここで調整すればOKです。



さらに、「Tracked Nutrients」の下の「Customize Nutrients」をタップすると……



より多くの栄養素について、摂取量をグラフ化できるようになります。



実際に、タンパク質や食物繊維、カルシウム、ナトリウムのほかにもビタミンや糖などのグラフを表示させるとこんな感じ。「DAILY TARGET」が1日あたりの摂取の目標値なので、ビタミンDやビタミンE、カルシウムなどが足りないことがわかります。



カロリーだけでなく微量栄養素まで細かく手動で管理するのは非常に面倒なので、写真1枚で全て把握してくれるのは非常に便利。しかし、アメリカのアプリとあって、日本の食べ物には対応していないものもあります。例えば納豆を撮影してみても、「納豆」という項目は出てきません。



「More items...」をタップ。



検索してみても、検索結果には何も表示されず、「Create New item」という項目が出てきます。タップすると……



食べ物の名前や単位、カロリーなどを登録できるようになっていました。数値を入力したら「Next Page」をタップ。



ナトリウムや炭水化物、タンパク質の量なども登録して「Create item」をタップすれば、今後はいちいちカロリーや栄養素の量を入力せずと食べ物を記録できるわけです。



また、和食中心のおかずが並ぶお弁当を撮影すると……



ほとんどの食べ物が認識されないという結果に。「Vegetables」「Fish」といったアイテムは並んでいるので、こんな時は1つずつ食材や調理方法をちまちま入力していくしかなさそうです。



ということで、料理の登録の有無や単位の表示など日本で使用する際はやや使いづらい点があり、基本的にカロリーや栄養素はアメリカの数値で登録されているので、食べたものの情報を完全に反映させるのは難しそうですが、ざっくりとした数字を把握する1つの目安にはなりそうな印象でした。