【倉井史也のJリーグ】やっと移籍が決まったあの選手について今週は語らせてもらおうかの?!の巻

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▽ま、今週は前半の日程が発表されたからそのことにも触れたかったけど、ちょっといつもとは趣を変えてやってみようかと思ってるわけです。

▽このコラムで個人のことを取り上げるのは滅多にないんですけど、実は気にしてる選手や監督が結構いて、そんな人たちが一向に名前出てこないと焦ったりしてるわけですよ。どうするんだろうって。そんな勝手に心配してる1人が今週契約したわけです。

▽もうチームは始動してるし、ちょっと遅れたけど、そこはこっからの根性で取り戻すしかないっしょ。いつものコラムならここで名前を焦らすけど、今週はあっさり言っちゃいます。鳥栖に行くことになった水野晃樹! よかった、よかった。

▽いや、そんなに仲がいいってワケでもないんですよ。そりゃ何度か話はしたけど、まぁ距離はあるというか。それでも、いつも気になっちゃったのです。だって、オシムジャパンの最初のころの扱いから考えると、今の感じはないんじゃ無いのって?

▽2006年ドイツワールドカップで日本が惨敗して、イビチャ・オシム監督が就任したとき、みんないろんな変革を期待したわけですよ。オシム監督はメンバー発表で思いっきり少ない人数しか明らかにしなかったり、千葉勢を多用して驚かせたり。その中で水野も代表に入ってきたんですな。しかもものすごく期待されて。

▽だけど、オシム監督は「ボールと遊ぶ」と結構厳しい評価をしたりして、巻誠一郎、阿部勇樹や羽生直剛、山口智なんかに比べると「見習い」的なことを言ってたりしたんです。それでも才能は認められてたから、中村俊輔と同じセルティックに移籍して、2009年はハーフライン付近からの独走シュートなんか決めちゃったりして。

▽ところがなかなか出場機会がなくて、日本に帰ってきたけど柏じゃ前十字靱帯ケガして、その後甲府、千葉、仙台とやっぱりケガなんかで大変な選手生活送ってるんです。

▽で、鳥栖ってとこがいいじゃないですか。かつて鳥栖から神戸に移籍した藤田直之は「神戸より鳥栖のほうが練習は厳しかった」と語っていたし、今年札幌に移籍した早坂良太も「鳥栖出身だから走れます」と言ってたし。鎌田大地が「フィジカルが弱いと言われてたから鳥栖を選んだ」と言ってたのと同じで、水野が鳥栖に入ったらバリバリ走れるようになるのは間違いなし! もしかして、ムキムキになってヘディングも強くなるかも!!

▽と、すごく心配してたし気にしてるので、ハードトレーニングでのケガだけは止めてくださいね……。【倉井史也】 試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。