日本へようこそ!ライアン・ゴズリング

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 俳優のライアン・ゴズリングが26日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた『ラ・ラ・ランド』ジャパンプレミアにデイミアン・チャゼル監督とともに来場し、同作が本年度アカデミー賞最多タイとなる14ノミネートを果たしたことが発表されたばかりとあり、会場から割れんばかりの拍手で祝福を受けた。

 ミュージカル映画を復権させたとして世界中の映画賞レースを席巻し、本年度アカデミー賞最有力候補の呼び声も高い本作。今月24日に同賞のノミネート作品が発表されたばかりのタイミングとあって、会場内は熱気ムンムン。ライアンの来日は『きみに読む物語』(2004)以来約13年ぶり、チャゼル監督は今回が初来日となった。

 会場では本作のダンスシーンを再現すべく、ダンサーたちによるダンスパフォーマンスが行われ、その場が華やかな雰囲気に包み込まれると、その勢いのままにライアンとチャゼル監督が登場。2人は観客の写真撮影やサインなどに気楽に応じ、ファンとのつかの間の交流を楽しんだ。

 そして、ライアンとチャゼル監督に向けて、会場からは万雷の拍手とともに「おめでとう!」という祝福の声が鳴り響いた。チャゼル監督は「まだ驚いた気持ちのまんまだけど、本当にうれしいよ。映画を観ていただければ分かるけど、キャスト、スタッフみんなのチーム力の勝利だと思っているので、今回ノミネートされてうれしい」と笑顔。さらに「ライアンと一緒に映画を作るのが夢だった。ライアンは本当に特別な役者だから、次回作も一緒にやりたい。まだ詳しくはハッキリしていないけど、今年の後半くらいには取りかかりたいな」と再タッグを熱望した。一方のライアンも「今回の作品に関しては作れただけで賞をもらったようなもの。公開後にいい反応があるというだけでも十分しあわせなのに、アカデミー賞にノミネートされて本当に驚いたよ」と続けた。

 さらに「本当はもっと長く日本にいたいと思っているんだけど、いつも滞在が短すぎてね。だから次回来るときは、日本で映画を撮れたらなと思うよ」というライアンのコメントに会場からは大きな拍手。「日本でどんな役をやったらいいかな」と会場に問いかけると、「サムライ!」「アクション!」「ニンジャ!」という声が飛び交い、「グレイト!」「オーケー、脚本を書いてよ」「それはいいね」等々、ファンとの会話を楽しんだ様子。一方のチャゼル監督も「僕もライアンと同じくまた日本に来て、ゆっくり過ごしたいよ。僕は映画ファンなんで、黒澤明、溝口健二などから日本映画の素晴らしさを教わった。そんな日本に来て、自分の映画を紹介できるなんて本当にうれしいよ!」と晴れやかな顔を見せた。

 そしてこの日はスペシャルゲストとして、女優の米倉涼子も来場。「オープニングから圧倒されて、思わず拍手をしちゃいました。ミュージカル映画なんですが、ポップでキュートで、ちょっぴりシュールでロマンスたっぷりで。光と音で違う世界に誘ってくれるのがすごくしあわせで。すばらしい時間でした」と夢見がちな表情を見せた。(取材・文:壬生智裕)

映画『ラ・ラ・ランド』は2月24日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開