ライアン・ゴズリング、米倉涼子、デイミアン・チャゼル監督

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 第89回米アカデミー賞で最多13部門にノミネートされた映画「ラ・ラ・ランド」のジャパンプレミアイベントが1月26日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、来日中の主演ライアン・ゴズリング、メガホンをとったデイミアン・チャゼル監督が舞台挨拶に出席した。

 「セッション」で脚光を浴びたチャゼル監督の最新作。売れない女優(エマ・ストーン)とジャズピアニスト(ゴズリング)の恋を、往年の名作ミュージカルをほうふつさせる歌とダンスで描き、第74回ゴールデングローブ賞では同賞映画部門史上初の7部門制覇を達成した話題作だ。

 イベントは、ダンサーたちの華々しいパフォーマンスに彩られスタート。続いて劇場後方からゴズリング&チャゼル監督が姿を現し、そのまま2人は観客のサインやセルフィーににこやかに応じた。写真撮影も許可されたファンサービスは約10分間に及び、異例ともいえる“神対応”ぶりに観客約500人は熱狂していた。

 舞台に上がったチャゼル監督は、「初めての来日ですが、素晴らしい歓迎をして頂いた。何度も来日したい気持ちです」と大喜びで、ゴズリングも「今までで一番素晴らしい歓迎で、それはこれから先も変わらないでしょう」と顔をほころばせる。ゴズリングは約13年ぶりの来日となったが、「いつも滞在が短すぎるんです。なのでぜひ、映画を日本で撮って長くいたい。今のところアイデアはないので、皆さんからの提案が欲しいです」と呼びかけ、客席から「侍」「忍者」「アクション」などの声が飛ぶと、「グレイト! いいね、脚本を書いてよ!」と親指を立てていた。

 さらに、アカデミー賞最多ノミネートの感想を問われたチャゼル監督は「ショックから抜けきれないよ」と未だに信じられない様子。それでも「チーム力の勝利です」と胸を張り、「ライアン、エマだけでなく、カメラの後ろにいるスタッフが認知される。それが一番嬉しいです」と声を弾ませた。ゴズリングも、「デイミアンが思い描いたビジョンを実現できた時点で、もう賞を頂いたようなものです」と充実感をにじませ、「公開されたあとの反響は、十分幸せ。最多ノミネートにはとても驚いています」と話していた。

 またこの日は、ブロードウェイミュージカル「シカゴ」に出演した女優・米倉涼子も駆けつけ、花束を贈呈。米倉はゴズリングをうっとりと眺め、「すっごいかっこいいんだもん。映画の中でも超かっこいいんです!」と目尻を下げる。これにゴズリングは、「このミュージカルベストを着ている米倉さんのほうが、かっこいいですよ」と語りかけ、米倉の質問攻めにも愉快そうに答えていた。

 「ラ・ラ・ランド」は、2月24日からTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開。