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シースタイルは1月24日、「住宅購入の資金調達やきっかけ」に関する調査結果を発表した。調査は2016年11月16日〜18日、不動産売却の経験や意志がある、あるいは不動産を取得している30〜60代の男女500名を対象に、インターネットで行われた。

回答者の500名のうち、実際に売却経験がある人は62.4%、経験がない人は37.6%(「売却に向けた活動経験がある」16.0%+「売却に意志がある」21.6%)だった。

売却経験がある人に、住宅購入時に準備していた「自己資金額」について聞いたところ、「2,000万円以上」(27.1%)がトップに。次いで「1,000万円〜1,500万円」(15.7%)、「1,500万円〜2,000万円」(13.6%)と続き、売却経験者の56.4%が「1,000万円以上」の資金を準備していたことがわかった。また、「資金調達法」については、「預貯金、退職金」(79.8%)に次いで、「売却資金」を購入に充てた人が44.9%を占めており、売却資金によって住み替えに成功していることが伺えた。

一方、売却経験がない人の自己資金額は、「100万円〜300万円」と「500万円〜700万円」がいずれも20.8%でトップとなり、売却経験の有無で自己資金額に大きな差が現れる結果に。初購入よりも住み替えの方がキャッシュ率を高め、ゆとりのある資金計画を意識していることが伺える結果となった。

持ち家の人を対象に「住宅購入を検討し始めた理由(きっかけ)」を聞くと、売却経験がある人では「良い物件があった」が突出して多く、47.4%という結果に。別の設問によると、売却経験ある人の67.0%が住み替え目的で売却をしていた。

(CHIGAKO)