NASAの商用有人宇宙船開発計画の一環として、地球と国際宇宙ステーション(ISS)の間を往復する宇宙カプセル「商用有人宇宙船CST-100スターライナー」の開発を手がけるボーイングが、スターライナーの乗組員向けの新型宇宙服を公開しました。青を基調とした宇宙服は、映画「2001年宇宙の旅」で登場した宇宙服のデザインに似ているという声もあがっています。

Boeing: Suit Up

http://www.boeing.com/features/2017/01/space-suit-01-17.page

New Spacesuit Unveiled for Starliner Astronauts | NASA

https://www.nasa.gov/feature/new-spacesuit-unveiled-for-starliner-astronauts

ボーイングがスターライナーの乗組員向けに開発し、「Boeing Blue」と名付けられた最新の宇宙服は、名前の通り全身が青色のデザイン。



Boeing Blueは前モデルよりも40%軽量化されており、革新的な多重構造の素材を用いることで、与圧をかけている状態でも乗組員に快適な温度環境を提供することを可能にしています。また、スターライナーに搭載されているタッチパネルディスプレイに対応すべく、手袋は着たままでもタッチパネルを操作できるように工夫されています。ブーツは通気性が良く、船内でも滑らない素材が使われているとのこと。



これはスターライナーを再現した宇宙船でのテストの様子。天井部分に設置されたディスプレイの真下に、Boeing Blueを着用した宇宙飛行士を確認できます。



なお、今回発表されたBoeing Blueがスタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅(1968年)」に登場する宇宙服にそっくりだと指摘する声があります。以下の画像は「2001年宇宙の旅」の1シーンになりますが、色は違うものの肩に備え付けられた銀色のベルトなどは、言われてみると似ているかも……。



「2001年宇宙の旅」は青色の宇宙服のフィギュアをリリースしており、フィギュアのデザインは確かにBoeing Blueと似ています。



スターライナーの初飛行は2018年12月以降に予定されており、新型の宇宙服をテレビやニュースで見られるのはまだ先のことになりそうです。