ピンクの猫耳目立ってた。反トランプの #WomensMarch

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1月20日(現地時間)、米国ではついにドナルド・トランプ大統領が正式に誕生しました。

でもその就任式は閑散としていて、バラク・オバマ前大統領の2009年の大統領就任式参加者が180万人と推定されているのに対し、今回の参加者は16万人程度だったと見られています。トランプ大統領サイドは、そんなメディアの見立てを非難することに躍起になっています。

就任式をはるかに上回る人数が参加

一方、就任式をはるかに上回る人を集めたのが、その翌日に世界各地で行われた「Women's March」。

「Women's March」は、女性や移民、イスラム教徒、有色人種、LGBTの人たち、またはそんな多様な人が共存することが大事だと感じる人たちが、その権利を訴えるために開いたイベント。ワシントンだけでも50万人近く、世界全体では480万人ほどがマーチに参加したと言われています。

ピンクの猫耳ハットは反トランプの意志

そのなかで目についたのがピンクの帽子をかぶった人たち。

これを提案したのは、Jayna ZweimanさんとKrista Suhさん。彼女たちは、「Women's March」でトランプ政権への抗議の意志を示すべく猫耳の帽子をかぶろうと考え、「Pussyhat Project」と名付けて世界に訴えました。

プロジェクトのWebサイトでは、簡単にできる帽子の編み方が公開されています。

女性だけではなく、男性も猫耳の帽子をかぶってマーチに参加していました。

ちなみに「Pussy」は「子猫」という意味を持つほかに、「女性器」の隠語でもあります。かつてトランプ氏が「女のPussyをつかんでやる」という発言をしたことがこの名前の理由だそう。

この帽子をかぶった人はデモのなかだけでなく、私の住んでいるニューヨーク郊外でも週末中ちらほら見かけました。

私が見た人のなかには、若い女性も、かなり年配の女性もいました。フューシャピンクのネコ耳帽子に同じ色のレギンス、黒のアウターでコントラストを利かせたお洒落なおばさまでした。

安全ピンのムーヴメントもそうですが、一般の人が気負いなく乗れる意思表示の方法が自然発生してくるのがアメリカらしいと感じます。学生でも若い女性でもおばあさんでも、政治に関して意見を言うのがふつう、というカルチャーがあることも一因だと思います。

とはいえ、そんなカルチャーでオープンな議論があったうえで、トランプ・ショックが起きたのも事実。だからこそいま、こうしてみんなで声を上げていかなきゃいけないと感じているのです。

[Pussyhat Project, New York Times, Business Insider]

写真/gettyimages

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