24日、中国政府がインターネットに対する規制をいっそう強化する。未認可VPNからの接続が全面的に禁止される。

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2016年1月24日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、中国政府はインターネット検閲システムを回避できないように規制をいっそう強化する。

インターネットの管理監督を行っている中国工業情報化部が発表した通達によると、政府の許可なく仮想プライベートネットワーク(VPN)を含む通信チャネルを作成したり貸し出したりすることが禁止されることになった。

これまでVPNは検閲システムを回避するために利用されてきた。ユーザーは検索エンジン・グーグルやSNSのフェイスブックやツイッターといった中国政府がアクセスを禁じているサイトも閲覧できた。しかし、今回の措置で、当局の許可がなければVPNサービスは違法となり、ユーザーも全面的にアクセスできなくなることになる。

中国政府のさらなるネット規制強化について、あるネットユーザーは「中国のネットワークがまたいっそう外界から隔絶されたものになる」と不安視している。

政治評論家の章立凡(ジャン・リーファン)氏は、社会の安定性にマイナスとなる恐れがあると懸念を示し、「いわば圧力鍋のようにすべての排気弁が閉じられた状態になり、いつ爆発するかわからなくなる」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)