25日、世界の高級品市場の今後10年の成長は、中国ではなく米国によって確保されるという。資料写真。

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2017年1月25日、ボストンコンサルティンググループとバーンスタインの最新の報告書によると、世界のラグジュアリー(高級品)市場の今後10年の成長は、中国ではなく米国によって確保されるという。ロシアの通信社スプートニクの中国語ニュースサイトが伝えた。

2015年の世界のラグジュアリー市場の規模は約1兆5000億ユーロ(約182兆8500億円)で、その30%が最大の購入者である中国人によって消費されている。それに続くのが米国人で23%、ヨーロッパ人は20%だ。だがこの市場の成長は鈍化しており、その原因はアジア市場が飽和していることにある。

ボストンコンサルティンググループパリ本部のオリビエ・アブタン(Olivier Abtan)マネージングディレクターは、「中国市場はまだ成長の余地がある。だがこれまでのような『黄金郷』ではない」と指摘する。

今後10年、米国は市場の成長に最大の貢献をすることになるだろう。高級品メーカーはすでに中国に重点を置いていない。報告書の作者は「米国市場の重要性は変わらない。米国の第二層の都市の多くが十分に開発されていない」と述べている。(翻訳・編集/柳川)