24日、韓国の高級ホテルが「髪がない」ことを理由にアルバイトの採用を取り消し、人権問題になっている。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2017年1月24日、韓国・ニューシスによると、韓国の高級ホテルが「髪がない」ことを理由にアルバイトの採用を取り消し、人権問題になっている。

16年5月に高級ホテルの宴会関連短期アルバイトの求人を見て応募したA氏は、採用担当者から服装規定などの注意事項と共に採用の連絡を受け、同月26日に出勤した。しかし、A氏と対面したホテルの採用担当者は、初めてA氏に「髪がない」ことを確認した。その後、採用担当者は、ホテルの従業員と相談した上で、A氏に「勤務はできない」と通知した。A氏は「外見を理由にした差別」とし、大韓民国国家人権委員会(人権委)に陳情書を提出した。

ホテル側は「宴会の人材採用は協力会社に依頼して行ったものであり、自分たちとは関係ない」と主張した。一方、協力会社の採用担当者は、「髪がない人の採用は、前例のないことだったのでホテル側スタッフと相談して決めた」と説明した。人権委は、「脱毛現象は、個人が調節しにくい自然現象による身体的条件」とし、「これを社会通念上、ホテル接客業で顧客サービスには不適切な外見と断定して採用を拒否することは、容姿など身体的条件を理由にした差別に該当する」と指摘した。

このようなホテル側の対応に、韓国のネットユーザーからは「韓国の問題の一つだ。先進国の場合、接客業でもはげ頭やひげをはやしている人もいる」「芸能人やモデルのようにビジュアルを重視する職業ならばともかく、ホテル業で髪の毛がないことを理由に採用を拒否するのはおかしい」「個人がどうしようもないことで差別をするな」など、多くの批判が寄せられた。

また、「はげ頭でも関係ない。がんばれ!」「髪の毛がない方が、むしろ清潔ではないか」「友よ、共にがんばろう」「その人の人格が重要なのだ。はげ頭は関係ない」などA氏を激励する声もみられた。(翻訳・編集/三田)