歴史から教訓を学び、現代に活かすことは非常に大切なことだと言えるが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国と日本は過去に同じように鎖国を行い、それを取りやめて同じように富国強兵に取り組んだのに、なぜ日本だけが成功したのかと疑問を投げかけている。(イメージ写真提供:123RF)

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 歴史から教訓を学び、現代に活かすことは非常に大切なことだと言えるが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国と日本は過去に同じように鎖国を行い、それを取りやめて同じように富国強兵に取り組んだのに、なぜ日本だけが成功したのかと疑問を投げかけている。

 記事は、1853年に日本に黒船が来襲したことと、清国と英国が1840年に戦った「アヘン戦争」とは、日本と中国のどちらにとっても「自国が世界に後れを取っていることを強制的に意識させられた」出来事であり、自国に改革が必要であることを悟らせたと説明した。

 日本の改革運動、つまり、明治維新に関して、記事は「五カ条の御誓文」を紹介、この誓文が反映するところの日本の富国強兵運動は「全面的な改革であり、中央集権は強化され、また政治・軍事・教育・経済すべてが改革された」と称賛した。

 さらに、日本はそれまでの徳川幕府による統治からの制度改革に成功し、立憲君主制の導入に成功したと称賛し、この制度改革の成功は日本が伝統的な思想を根本から変革することに取り組んだゆえに実現したと指摘した。しかし、清国は「徹底的に思想を変えるための運動は行わなかった」と指摘。明治維新によって近代化に成功し、短期間で列強へと成り上がった日本に対し、中国は立ち遅れたままとなってしまったと指摘した。

 自国の弱さを認め、勇敢に全面的な改革に着手した日本とそうしなかった中国。記事はこの違いがその後の国家の発展の違いに決定的な影響を与えたと見ているようだが、これは現代の日本と中国にとっても非常に大切な教訓だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)