23日、中国山東省の病院でこのほど、患者に使用期限切れの点滴を打つというミスが起きた。資料写真。

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2017年1月23日、金羊網によると、中国山東省の病院でこのほど、患者に使用期限切れの点滴を打つというミスが起きた。患者の家族がこの問題に気付いたのは点滴を打ち始めて5日目のこと。しかも最も古いものには約2年前の日付が記載されていた。

この問題を指摘したのは、入院した60代の母親に付き添っていた娘の王さんだ。母親は点滴による治療を受けていたが、王さんが5日目にふと目にした点滴袋に記載されていた使用期限は2016年11月25日。さらに別の袋には2015年3月と書かれており、これに驚いた王さんが看護師と責任者を呼びつけたところ、返って来たのは「期限切れでも問題ありません。手違いではありますが、患者さんには影響が出ていません」という言葉だった。この言葉に王さんは「亡くならなければ“重大な影響”と認められないのか」「他の患者にも期限切れの点滴が使われているのでは…」などと病院に対する不信と憤りをあらわにしている。

中国新聞網は25日付の記事で、市の衛生当局が責任者ら9人を停職処分にしたことを伝えており、記事の読者からは「問題がないなら使用期限を書く必要などない」「病院と患者のトラブルは多いが、病院がこの原因を作ることだってある」などの意見が寄せられている。(翻訳・編集/野谷)