25日、環球網によると、韓国産サムゲタンの先月の対中輸出が過去6カ月で最低となる5.5トンにとどまった。写真はサムゲタン。

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2017年1月25日、環球網によると、韓国産サムゲタン(参鶏湯)の先月の対中輸出が過去6カ月で最低となる5.5トンにとどまった。背景には韓国を襲った鳥インフルエンザや中国が反発する高高度防衛ミサイル(THAAD)問題があると指摘されている。

これまで検疫や衛生問題を理由に制限されていた韓国産サムゲタンの対中輸出が始まったのは16年6月末のことだ。中韓が15年に合意した輸出協議内容には鳥インフルエンザが発生した際の原料調達先に関するルールが盛り込まれている。韓国農林畜産食品部などは輸出企業5社のうち3社に鳥インフルに関連した検疫上の問題があることを報告、残る2社も鶏肉調達などの問題に直面していることを明かしている。

韓国は16年の対中輸出目標500トンを掲げていたが、結果は約190トンだった。鳥インフルのほか、中国での需要の低さや価格競争力の弱さ、韓国のTHAAD配備に対する中国当局の「限韓令(韓流禁止令)」を念頭に置いた現地小売業者が販売に消極的になっていることを指摘する声が出ている。(翻訳・編集/野谷)