フォーミュラ・ニッポン第5戦鈴鹿サーキット、天候雨。前日の午前に1回目、午後に2回目の予選が行われたが、昼過ぎから雨が降り出し、結局ドライ・コンディションで行われた予選1回目の順位がそのまま決勝レースでのスタート順位となった。

 決勝レースは、スタートでポール・ポジションの本山哲(アーティング・インパル)が出遅れ、3番手スタートの井出有治(モバイルキャスト・インパル)がトップに立つ。その後方では4番手スタートのブノワ・トレルイエ(モバイルキャスト・インパル)と5番手スタートのアンドレ・ロッテラー(ピア・ナカジマ)が接触、そのすきに8番手スタートの小暮卓史(ピア・ナカジマ)が一気に3位までジャンプ・アップに成功する。この接触によりセーフティーカーが投入され、トレルイエとロッテラーの2台はここで早くもリタイアとなる。

 レース序盤はトップに立った井出がコンスタントにラップ・タイムを刻み、2位本山以下を15秒近く引き離し一人旅を形成する。中盤になり2位の本山がファステスト・ラップを連発し、トップ井出との差が詰まり始めると、29周目に井出が緊急ピットイン、リヤ・タイヤのスロー・パンクチャー(タイヤの空気圧が徐々に低下すること)によりタイヤ交換の作業を強いられる。

 再びトップに立った本山だが、40周目に2位小暮に25秒差をつけてピットイン、燃料補給のみでピットアウトするも、小暮にトップを明け渡す結果となる。その後ろでは3位平中を激しく追い立てていた4位井出がコーナーで平中に追突、再びセーフティーカーが投入される。平中はエンジン・ストップにより惜しくもここでリヤイヤとなり、井出には10秒のピット・ストップ・ペナルティが課された。

 残り5周となってレースが再開されると、2位本山がトップ小暮を猛追。残り1周で小暮を交わすことに成功し、そのままトップでチェッカー・フラッグを受けた。これまでの4戦、毎回表彰台の中央に立つ顔が異なる混戦模様を呈していた今年のフォーミュラ・ニッポンだったが、ここで本山が今季初の2勝目を手に入れ、先日スーパーGTでの優勝に続いてベテラン・ドライバーの健在ぶりをアピールした。

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